Silent Angel(サイレント・エンジェル)は、Wi-FiルーターやNUC(Next Unit of Computing)にも対応した、独自設計のパワーサプライユニット「FX」を5月22日に発売する。価格はオープン。
スイッチング電源とリニアレギュレータを組み合わせたハイブリッド設計により、高効率かつ低ノイズ、さらに柔軟な出ちから構成を実現した。スイッチングステージで発熱を最小限に抑え、効率的な電圧変換を行い、リニアレギュレータで出力ノイズを低減、安定性を向上させる。この設計により、複数の安定した電圧出力が求められるシステムや、熱制御、省スペース性が重要な用途において、音質を損なうことなく優れた性能を発揮してくれる。

5V/9V/19Vを各1系統、12Vを4系統(最大出力合計100W)搭載し、複数の機器を同時にサポート可能。11種類のDCアダプターが付属し、様々な機器も接続可能だ。
搭載された電圧負帰還回路センサーが負荷側のリアルタイム電圧を検出、リアルタイム電圧と設定電圧との差を比較し、電源の出力を調整する。負荷電圧の変化に素早く反応し、システム全体の安定性を高め、負荷変動への適応性を向上させるという。
リモートセンシング接続された機器の実際の電圧要件を正確に検出し、ケーブルによる損失を補正。より正確で安定した電力供給が可能となり、ハイエンドオーディオ機器のポテンシャルを最大限に引き出すそうだ。

「FX」の主なスペック
●電源入力:100V、50/60Hz
●電源出力:12VDC×4、5VDC×1、9VDC×1、19VDC×1 ※各ポートの最大出力は3A、最大合計出力100W
●寸法/質量:W439×H63×D250mm/9kg
※3.0×1.1mm、2.5×0.7mm、3.5×1.35mm、4.0×1.7mm、4.8×1.7mm、5.5×1.7mm、5.5×2.1mm、6.3×3.0mm、6.5×4.4mm、Micro-USB、USB-Cアダプターが付属