ウエスギ原点の意匠である、パールホワイトシャーシと黒色トランスケースの特別仕様機
ウエスギの最新製品U・BROS333OTLは、出力管に軍用管6C33C-Bを採用するOTL(出力トランスレス)モノーラル・パワーアンプです。フルバランス・サークロトロン回路で出力段を構成し、ロシア製軍用レギュレーター管6C33C-Bのシングルプッシュプルにより出力40Wを得ています。
『管球王国』115号「マイ・ハンディクラフト」企画では、上杉研究所の藤原伸夫氏が開発記を執筆。「民生用とは一線を画す質実剛健の姿形から開発意欲を喚起された」と記しています。真空管OTLアンプの課題を克服すべく、MOS-FETでプレート電圧を制御し出力管の発熱を抑える回路や、厳重な保護回路、チムニー形状の真空管保護グリルによる放熱構造などを投入。B&W 801D4シグネチュアとの組合せでは、生命観に溢れ、異次元と言えるほど開放感のある音を聴かせてくれました。
ステレオサウンドストアでは、藤原氏が「ウエスギアンプの原風景」と形容する白と黒の配色で仕上げられた、特別仕様のU・BROS333OTL Limited Editionを限定頒布中です。