リンジャパンでは、同社50周年記念モデル（限定生産）の「LP12-50」で採用され、そのサウンドが絶賛されている高音質ボディー木枠の「Plinth」がレギュラーラインナップに加わると発表した。Plinth は、「Sondek LP12」にとって初となる上位グレードモデルで、LP12 の伝統に則って、誕生以来のすべてのモデルに対して適用可能とのことだ。
●ボディー木枠：LP12 mechanics –Bedrok ￥2,750,000（税込）
※内容物：Plinth、Karousel、Inner Platter、Outer Platter、Spring/Grommet、Top Plate
●アップグレード価格：BEDROK Plinth ￥2,420,000（税込）
※内容物：Plinth、Top Plate（専用）
●プレーヤーパッケージ：KLIMAX LP12 SE -Bedrok ￥7,238,000（税込）
※構成製品：LP12 mechanics - Bedrok、Keel、Radikal、Ekos SE、Ekstatik、Urika II
Plinthには、方向を変えて幾層にも重ねられたBeech材を、高温度下で高い圧力をかけ製造されるBEDROK素材が使われている。BEDROKはソリッドかつマッシブ、そしてレゾナンス（共鳴）がほとんどないため、レコードプレーヤーにとって理想的な環境を提供するという。金属と同様に肉厚ブロックからの切削加工によって成形されるため、木材の組み込みではない、かつてない精密度に仕上げられている。
BEDROK Plinth では、すべてのネジは埋め込まれた金属インサートに固定され、木材に直接ねじ込むことがないので、強度とともに耐久性と信頼性を高めている。Natural wood で、オイルステインフィニッシュを採用。下地の風合いをより生かした仕上げだ。
なお、材料不足と製造の複雑さから、BEDROKPlinth は年間生産数量が限定されている。そのため納品までに時間がかかることも予想されるそうだ。
