【HiVi冬のベストバイ2024】スピーカー部門１〈ペア10万円未満［税込11万円未満］〉

オーディオの華といえるスピーカーは、価格帯を7つに分けて選考している。30cm以上の大口径ウーファー搭載モデルの数は減少し、20cm以下のウーファーを1個ないしは複数個を用いて、細身ながら充実した低音再生を目指す製品が主流になりつつある。また、全体的に物価高と円安の影響で価格上昇が著しい点も際立っている

第1位：エラック Debut B5.3

￥82,500（ペア）税込

ペア10万円以下のスピーカー製品では抜群の出来映えだ。SACD「チーク・トウ・チーク／情家みえ」を聴くと、語り口の明瞭さ、細部の表情の明確さ、クリアーな抜け感……など、作品性を上手く表現した。みずみずしくも、新鮮なサウンドだ。テンションが心地好く、スイングも軽妙。（麻倉）

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第2位：イクリプス TD307MK3

¥66,000（ペア）税込

エッグシェル・コンストラクション形状のキャビネットは、定在波の抑制と優れたサウンドステージの表現を目指したもの。フルレンジユニットは、音像のピンポイント定位を実現する。そのアドバンテージを安価に享受できるモデル。コンパクトで設置もしやすい。（土方）

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第2位：エリプソン HORUS 6B

￥88,000（ペア） 税込

70年以上の輝かしい歴史を誇る仏エリプソンのエントリーライン、HORUSシリーズの2ウェイ・ブックシェルフ機だ。雑味のないサウンドは、造りのいいエンクロージャーの証。天井方向、さらに奥行方向と、スムーズな空間の拡がり、明確な定位が魅力的だ。（藤原）

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