完実電気から、イタリアのスピーカーブランドSonus faber(ソナス・ファベール)のワイヤレススピーカー「Duetto」(¥770,000、税込)が10月10日(木)に発売される。

 Duettoは、ソナス・ファベール初のステレオ・ワイヤレススピーカーで、同社の伝統的でユニークなデザイン、ブランドマニフェストでもある“ナチュラル・サウンド”を体現しながら、ワイヤレス・サウンドの可能性を追求した。

画像1: 完実電気が、ソナス・ファベール初のワイヤレススピーカー「Duetto」を発売。Bluetoothによる再生や、ARC対応HDMI端子の搭載で様々なコンテンツを楽しめる

 さらに本機のために専用アプリを開発し、ストリーミングサービスとの連携が可能なほか、イコライザーや左右のバランス調整といったカスタマイズ性も持ち合わせている。

 キャビネット形状は同ブランドの象徴的なデザインであるリュート形状をオマージュ。キャビネットの剛性が確保できる他、内部の並行面をなくす事で定在波の発生を抑制している。天然ウォルナット材を使用しながら、木目を 45度に合わせた美しいデザインで、設置する空間との調和を提供してくれる。

 また、容量わずか8リットルのエンクロージャーながら、小音量でも深みのある低音を再生するために、独自のバスレフポート“Bass Reflex system”を開発、搭載している。バスレフポートを内部で湾曲させる事で、限られた容積の中でもポート長を確保し、低い周波数のチューニングが可能となっているそうだ。

 ユニットも専用設計されており、28mmシルク・ソフトドーム型のトゥイーターが滑らかで繊細な高域再生を可能にしている。ソフトドームの周りに独自のウェーブガイドを搭載する事で、空間全体を包み込むサウンドを再生できるという。

画像2: 完実電気が、ソナス・ファベール初のワイヤレススピーカー「Duetto」を発売。Bluetoothによる再生や、ARC対応HDMI端子の搭載で様々なコンテンツを楽しめる

 ペーパー・パルプコーンを採用した135mmウーファーは、ネオジムドライバーを搭載する事で強力な低音再生を実現した。バスケット部は非対称で有機的な形状を採用。ダイアフラムの動作から生じる振動を効果的に分散する事で、共振の発生を防ぎながら、背圧により生じる空気の流れを妨げず、より純度の高いサウンドを実現してくれる。

 ワイヤレスサウンドの真価を発揮するために、ドライバーユニットはマルチアンプで駆動している。トゥイーターには100WのClass ABアンプを搭載、ミッド・ウーファーには250WのClass Dアンプを搭載する。

 Class ABアンプは高熱を発生するため、専用のヒートシンクを備えたバスレフポートをキャビネット後方に搭載。様々なシミュレーションを経て完成した冷却機構を搭載したバスレフポートは、最適な放熱を実現する事でアンプ部もドライバー部も理想的な動作が可能となっている。

 幅広いサービスへ接続可能で、BluetoothコーデックのaptX HDやApple AirPlay 2、さらにChromecastにも対応済みで、スマートフォンから簡単に接続・再生もできる。Spotify Connect、Tidal connect、Roon readyなどの各ストリーミングメディアでも再生可能という。

 他にもLANや光デジタル、RCAアナログ入力も搭載。ARC対応HDMI端子も備えているので、HDMIケーブルを接続するだけで、テレビやレコーダーの音声信号を再生可能だ。

 さらに専用アプリ「Sonus faber」をインストールする事で、WiFi接続が可能な他、対応ストリーミングとの連携、音量調整やイコライジング、左右のバランス調整など、幅広いカスタマイズ性を実現している。

「Duetto」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型ワイヤレス・スピーカー
●使用ドライバー:28mmシルク・ソフトドーム型トゥイーター、135mmペーパーパルプ・コーン型ウーファー
●周波数特性:37Hz〜30kHz
●出力音圧レベル:105dB SPL @1m
●クロスオーバー周波数:1,900Hz
●接続端子:RCAアナログ入力部(フォノMM、Line選択式)、光デジタル入力、LAN、HDMI(ARC)、サブウーファー出力
●ストリーミング再生:Bluetooth(aptX HD)、Apple AirPlay 2、Chromecast、 SpotifyConnect、TIDAL connect、Roon Ready など
●寸法/質量:W210mm×D272mm×H342mm/6.8kg

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