Classe(クラッセ)から、新製品プリアンプ「Delta PRE Mk II」が発表された。価格は¥1,980,000(税込)で、3月29日(金)に発売される。

画像1: クラッセの新製品プリアンプ「Delta PRE Mk II」が、3月29日に発売決定。ネットワークプラットフォーム「HEOS」を搭載し、最大768kHz/32ビットのリニアPCMと、DSD512にも対応

 Delta PRE Mk IIは、プリアンプとD/Aコンバーターを統合することにより、すべての信号経路を分離、短縮、シンプル化し、リスニング体験を向上させるモデルだ。5バンドのパラメトリックEQ(イコライザー)、フレキシブルなトーン/チルト・コントロール、包括的なバスマネージメントなどの調整機能を備えており、USB Type-B経由で最大768kHz/32ビットのリニアPCM、DSD512を含む、あらゆるエンタテインメントの再生を最適化してくれる。

 その一番の注目点は、高い評価を得ているネットワーク・マルチルームオーディオのプラットフォーム「HEOS」の導入にある。これによりDelta PRE Mk IIでは、Amazon Music HD、AWA、Spotify、SoundCloudなどの音楽ストリーミングサービスの再生が可能になっている。またDLNAとRoon Readyをサポートしているため、NASなどのミュージックサーバーからのハイレゾファイル再生にも対応し、フロントパネルのUSB Type-A端子に接続したUSBメモリー内のファイル再生も可能となった。

画像2: クラッセの新製品プリアンプ「Delta PRE Mk II」が、3月29日に発売決定。ネットワークプラットフォーム「HEOS」を搭載し、最大768kHz/32ビットのリニアPCMと、DSD512にも対応

 リアパネルにはUSB Type-B端子を備えており、ここにPCやMacを接続してローカルの音楽ファイルを高音質再生も可能。WAV、AIFF、ALAC、FLAC、DSD、そしてMQAなど、幅広いフォーマットをサポートしている。

 AirPlay 2にも対応しているため、iPhoneやMacから手軽に音楽やアプリの音声をストリーミング再生できる。アナログ入力やデジタル入力のクォリティについても一切の妥協はない。

 また今回、オリジナルのDelta PREのユーザーに対し、アップグレードキットをインストールすることでDelta PRE Mk IIと同等の性能向上を実現する「Delta PREアップグレードキット」(¥495,000、税込)も準備される。アップグレードキットは、同社のサービスセンターで取り付けが可能とのことだ。

「Delta PRE Mk II」の主なスペック

●D/Aコンバーター:Dual 384kHz/32ビット AKM AK4497EQ DAC(ディファレンシャル・モノモード)
●接続端子:アナログ入力4系統(XLR×2、RCA×2)、フォノ入力(MM/MC)、アナログ出力4系統(XLR×2、RCA×2)、サブウーファー出力2系統(XLR、RCA)、デジタル入力7系統(AES/EBU、同軸デジタル×3、光デジタル×3)、USB Type-A(フロント)、USB Type-B(リア)、ヘッドフォン出力、イーサネット
●対応サンプリングレート:リニアPCM最大768kHz/32ビット、DSD 22.4 MHz
●主な特長:HEOS Built-in、Amazon Music、AWA、Spotify、SoundCloud、TuneIn、RoonReady、AirPlay 2対応
●定格消費電力:35W
●寸法/質量:W444×H120×D448mm(端子、脚部含む)/13.5kg

This article is a sponsored article by
''.