リンジャパンから、アクティブスピーカー「EXAKT AKUBARIK」の内蔵D/Aコンバーターについて、ORGANIK DACへの基板交換アップグレードサービスが発表された。2014年発売の初代モデルからすべての正規輸入品が対象で、各帯域独立のDAC回路、左右ペア合計10チャンネル分となる。

画像1: リンジャパンが、「ORGANIK DACアップグレード for EXAKT AKUBARIK」をスタート。「EXAKT AKUBARIK」内部に搭載される各帯域独立のDAC回路10チャンネル分を交換する

 EXAKT AKUBARIKについては、EXAKT ENGINEデジタルセクション、5チャンネル分のDAC、5チャンネル分のパワーアンプ、そして電源部を格納している製品背面装着のエレクトロニクスモジュール容積の関係から、DACアップグレードの可能性は低いと思われていたが、今回ついに実現した。

 これによって、「KLIMAX DS/DSM」「KLIMAX EXAKT 350」「KLIMAX EXAKTBOX」につづき、ORGANIK基板アップグレード可能モデルとして「EXAKT AKUBARIK」が加わることとなる。なお「EXAKT AKUDORIK」は対象外とのことだ。

●アップグレード価格 ¥1,650,000(税込、ペア)
●受付開始日:2024年3月25日
※申し込み時に、製品のシリアル番号と氏名の連絡を。アップデートは、製品後部のエレクトロニクスユニット全体を英国に送って作業するため、2ヵ月強の期間が想定されている。お預かり期間中の代替機の用意はないのでご注意を。

画像2: リンジャパンが、「ORGANIK DACアップグレード for EXAKT AKUBARIK」をスタート。「EXAKT AKUBARIK」内部に搭載される各帯域独立のDAC回路10チャンネル分を交換する

 またORGANIK アップグレードと同時に、EXAKT AKUBARIK本体の生産完了がアナウンスされている。サプライメーカーの事情により、3K ARRAY 搭載モデルを順次完了せざるを得ない状況となっており、EXAKT AKUBARIKの生産完了によって、3K ARRAY を採用するモデルはラインナップからなくなることとなった。EXAKT AKUBARIK完了に伴い、AKTIV からEXAKTへのモジュール交換アップグレードも終了となる。

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