Bang & Olufsen(バング&オルフセン)は、あらゆる場所でパフォーマンスを発揮するスピーカーとして「Beolab 8」(¥758,000〜、ペア、税込)を発売する。
Beolab 8は究極のホームサウンドシステムとして2台のステレオペアで臨場感あふれるホームシアターシステムを構築でき、パワフルで正確な音楽体験を楽しめる多用途なワイヤレススピーカーだ。エレガントで小ぶりなシルエットながら、強力な低音で奥行きのあるサウンドを再現する。
さらに独自のソフトウェアプラットフォーム「Mozart」にも対応し、スタンドアローンのスピーカーとしても、AirplayとBluetoothでの接続にも対応する。他にも有線接続、WiSA規格に準拠したワイヤレスPowerlinkにより、数世代前のB&O製テレビやサウンドシステムにも接続可能とのことだ。
サウンド面では、0.6インチトゥイーター、3インチミッドレンジ、5.25インチウーファーの3つのドライバーを搭載。同社トーンマイスターによりチューニングされ、既発売の「Beolab 17」の技術を基にスピーカーの性能と音質を維持するドライバーを厳選している。
またウルトラワイドバンドを搭載したことにより、設置された部屋に適応でき、さらにB&Oアプリを通じて、ユーザーの携帯電話の位置情報に基づいてスイートスポットを調整してくれる。スマートフォンを近くに置いておくことで、臨場感あふれるサウンドでダイナミックなスイートスポット体験を実現してくれるとのことだ(Beolab 8をステレオ設置で使用する場合のみ有効。iPhone 11以降でのみ動作)。
他にもアダプティブ・サウンド・チューニングにより、スピーカーに内蔵された小型センサーとカバー内のマグネットでフロントカバーを検知し、最適なパフォーマンスを実現するためにサウンドを微調整してくれる。カバーの種類(素材)を検知して自動的に個々に適切なチューニングを選択してくれる。
ルームコンペンセーション機能は、部屋の音響特性に基づき最適化されたサウンドスケープを提供するもの。Beolab8は、部屋の大きさや空間に関係なく、クリアーな音質を提供するために、その環境を注意深くマッピングしてくれるとのことだ。
なおBeolab 8では、スピーカーのビーム幅コントロールによりふたつのリスニング体験を切り替えることもできる。ひとりで音楽を楽しむ時、パーティーのBGMなど用途によって音響特性が変更可能という。
デザイン面では、Beolab、BeosoundシリーズのデザインDNAを受け継いでいる。上部のガラス・インターフェイスは完璧な曲線を描き、ユーザーの指を表面に沿って無理なく導いてくれる。4種類あるオプションスタンドは、同社のアルミニウム製造のノウハウを生かした、細身で彫刻的なデザインとなっている。テーブルスタンドは浮遊感を演出し、控えめな印象のシーリングブラケットとフロアースタンドは完璧さを追求してデザインされた。
「Beolab 8」の主なスペック
●使用ユニット:5 インチウーファー、3インチ ミッドレンジ、0.6インチ トゥイーター
●内蔵パワーアンプ:200W クラスD(ウーファー用)、50W クラスD(ミッドレンジ用)、50WクラスD(トゥイーター用)
●周波数帯域:28Hz〜23kHz
●最大音圧レベル:104 dB SPL @1m(ペア)
●低域再生性能:90dB SPL @1m(ペア)
●Bluetooth対応コーデック:SBC、AAC
●寸法/質量:W189×H290×D165mm(テーブルスタンド時)/4.1kg(本体)