ラックスマンから、同社の今年度の新製品第三弾が4モデル発表された。それぞれの型番と価格は以下の通りで、すべて10月下旬の発売予定。

●アームレスアナログプレーヤー:PD-191AL ¥726,000(税込)
●ユニバーサル型トーンアーム:LTA-710 ¥352,000(税込)
●フォノケーブル:JPR-15000PH/JPC-15000PH 各¥85,800(1.5m、税込)

画像: アームレスアナログプレーヤー「PD-191AL」

アームレスアナログプレーヤー「PD-191AL」

 PD-191ALとLTA-710は、昨年8月に発売され、ユーザーに好評のベルトドライブ式アナログプレーヤー「PD-191A」を構成しているアームレスアナログプレーヤー部とトーンアーム部をそれぞれ単品で販売するもの。

 PD-191ALでは、高精度のPID制御によるスムーズな回転を実現するDCブラシレスモーターと、高慣性を生みだす重量級プラッターを経年変化に強いEPDM製ベルトを介して駆動するベルトドライブ式のシステムをベースに、アームレス化によって組み合わせの自由度をアップしている。

画像: ナイフエッジ軸受採用トーンアーム「LTA-710」

ナイフエッジ軸受採用トーンアーム「LTA-710」

 また同じく PD-191Aからの派生モデルとして、SAECとの共同開発によって完成したナイフエッジ軸受採用トーンアームLTA-710も、待望の単品モデルとして製品化を果たした。実効長は、トラッキングエラーを抑え面振れに対する制動性を高めた 10インチサイズを採用。

 付属のLUXMANロゴ入りヘッドシェルには、世界最高水準純度の銅を使用し、結晶の方向までも最適に制御した高純度導体7N-Class D.U.C.C.(Dia Ultra Crystallized Copper)を採用したリード線を装着している。

 さらにオプションとして、2013年から約8年間発売された「PD-171AL」および「PD-171A」にLTA-710を装着可能とする専用アームベースも用意している。

画像: フォノケーブルの「JPR-15000PH」(左)と「JPC-15000PH」(右)

フォノケーブルの「JPR-15000PH」(左)と「JPC-15000PH」(右)

 そして、レコード再生環境をさらにグレードアップするD.U.C.C.導体採用のフォノケーブルも新規開発。トーンアーム側は5ピン丸型端子タイプ、アンプ側にはRCAプラグを装着したJPR-15000PHと、MCカートリッジのバランス伝送に対応するXLRプラグを装着したJPC-15000PHというラインナップだ。

 これらの新製品は、11月 3日から東京国際フォーラムで開催される「東京インターナショナルオーディオショウ」で展示、試聴が行われる予定とのことだ。

「PD-191AL」の主なスペック

●駆動方式:ベルトドライブ方式
●モーター:PID制御DCブラシレスモーター、回転数調整機能(±6%)付き
●ターンテーブル:30cmアルミ材削り出し、ダイヤモンドカット仕上げ、質量5.2kg
●回転数:33 1/3rpm、45rpm、78rpm(3スピード切替)
●ワウ・フラッター:0.04%以下(W.R.M.S.)
●寸法/質量:W491×H128(ターンテーブル上面まで)×D399mm/23kg

「LTA-710」の主なスペック

●形式/軸受:スタティックバランス、S字型/ナイフエッジ
●実効長:256mm
●トラッキングエラー角:+1.07度、-1.52度
●オーバーハング:16mm
●適合カートリッジ自重:4.11g(付属ヘッドシェル込み17.24g)
●高さ調整範囲:22mm(アームパイプセンター、トップパネル上面)
●アンチスケーティング:0.4g
●全長:278.7mm
●質量:713g(カウンターウェイト、アンチスケーティングウェイト、マウンティングベース含む)

「JPR-15000PH/JPC-15000PH」の主なスペック

●構成:2芯各芯シールド、ノンツイスト構造
●芯線:高純度銅(7N-Cla ss D.U.C.C.)、0.26mm×7本
●絶縁体:ポリエチレン(白、青、赤、黒)
●シールド線:無酸素銅(OFC)、0.18mm×23本
●シース PVC(青):ドレイン線 無酸素銅(OFC)、0.08mm×30本
●アース線:0.18mm×84本(ドレイン線接続)
●導体抵抗:50mΩ/m以下(20℃)
●絶縁抵抗:5,000MΩ/m以上(20℃)
●静電容量:76pF/m以下
●ケーブル外径:11mm

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