ディーアンドエムホールディングスでは、Bowers& Wilkinsのスピーカー「Nautilus」の価格を7月1日から改定する。新価格は¥15,400,000(ペア、税込)。

 Bowers & Wilkinsでは、かねてより調達、生産、流通など、経営の効率化に取り組み、製品価格の維持に努めてきたが、昨今の原材料費、物流費の高騰、並びに為替相場の変動により、従来の製品価格を維持することが困難になったという。これらに起因するコストの上昇は、企業努力によって吸収できる範囲を超え、今回やむを得ず製品価格の改定を実施することになったそうだ。

画像: ディーアンドエムホールディングスが、Bowers & Wilkins「Nautilus」スピーカーの価格を7月1日から改定。新価格は¥15,400,000(ペア、税込)

 Nautilusスピーカーは30年前に革命的な存在としてデビューし、現在でもBowers & Wilkinsの象徴となっているモデルだ。音響的理論に基づいて定義された独得のフォルムが特長で、長いテーパー状のダンピングチューブはドライバーの背後に発生する不要なエネルギーを穏やかに吸収して、ドライブユニットの動作を最適化している。Nautilusのために開発された技術の多くは、現在でも同ブランドのスピーカーの多くに活かされている。

 Nautilusは受注生産品で、2023年6月現在、注文から納品までに24ヵ月以上を要しているとのことだ(チャンネル・デバイダーは付属しない)。カラーバリエーションはミッドナイトブルー、ブラック、シルバーの3色が用意され、サンプルや色見本に合わせて好みの色に塗装するサービスも提供している。

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