Astell&Kern(アステルアンドケルン)から、ポータブルUSB DACシリーズ第3弾となる「AK HC3」(エーケー・エイチシースリー)が発表された。予想価格は¥32,980前後で、為替等の状況によって変動する場合があるそうだ。製品の詳細や国内での発売日については確定次第改めて紹介される。

 ストリーミングサービスのハイレゾ音源は、楽曲の豊かな音色や細かなニュアンスを存分に味わうことができる。しかし、多くのスマートフォンからヘッドホン端子がなくなったことで、高音質な有線イヤホンを使うことが難しくなり、ワイヤレス伝送での音質の限界や応答速度の遅さを体感している人も多いという。

画像1: Astell&KernのポータブルUSB DAC「AK HC3」が発表された。ES9219MQをデュアルDACで搭載し、3.5mm4極マイク入力にも対応する。製品の詳細や国内での発売日は確定次第紹介予定

 この問題を解決するために開発されたのが、ハイレゾ対応ポータブルUSB DAC「AK HC」シリーズで、その第3弾となるAK HC3は初代モデルと第2弾の長所を生かしつつ、様々なシーンでハイファイサウンドを楽しめるように機能を充実させている。

 まず、ESS製SABRE DAC「ES9219MQ」をデュアル構成で搭載。PCM最大384kHz/32ビットとDSD256のネイティブ再生に対応し、Astell&Kernならではの超微細なオーディオ技術により、回路、コンポーネント、パワーマネジメントを最高の状態で妥協することなく組み込むことで低歪みかつ高S/Nを実現した。

 同社製プレーヤーに使用され、電源変動を抑制して安定したシステムとオーディオ性能を実現するテーラード超小型タンタルコンデンサーを搭載し、最適なオーディオ回路を構成することで、性能を落とさず小型化を実現している。またAstell&Kernが培ってきた独自のオーディオ技術により、消費電流を最小限に抑えながらも出力とオーディオ性能を高めたという。新たに再生ファイルに応じて色が変化するLEDインジケーターも搭載された。

画像2: Astell&KernのポータブルUSB DAC「AK HC3」が発表された。ES9219MQをデュアルDACで搭載し、3.5mm4極マイク入力にも対応する。製品の詳細や国内での発売日は確定次第紹介予定

 出力端子は3.5mmアンバランスを採用。新たにユーザーからの要望が多かった3.5mm 4極マイク・コントローラー入力に対応した。これにより、3.5mm 4極マイク・コントローラーに対応したイヤホン/ヘッドホンを使用することで、ハイクォリティなサウンドとクリアーな音声機能でゲーミング、テレワークでの使用を可能にしている。

 iOSデバイスで使用できるUSB Type-C to Lightningアダプターが付属。Android OS専用のボリュウム調節連携アプリ「AK HC」にも対応する。バスパワー電源のため、プラグ&プレイで高音質を手軽に楽しむことができる。

「AK HC3」のトピック
●ESS社 SABRE DAC ES9219MQをデュアルDAC構成で搭載
●最大PCM 384KHz/32ビット、DSD256のネイティブ再生に対応
●3.5mm 4極マイク・コントローラー入力搭載によりヘッドセットマイクに対応
●再生ファイル形式に応じて色が変化するLEDインジケーターを搭載
●銅芯線に錫コーティングを施した高耐久性デュアルノイズシールドケーブルを採用
●フルメタルハウジングデザイン
●Roonの動作確認済みデバイス
●USB Type-C to Lightningアダプター付属でiOSデバイス対応(4極リモコンマイクには非対応)
●Android OS専用ボリューム調節連携アプリ「AK HC」に対応

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