画像1: Stereo Sound Produce Item紹介1
S1000Wスピーカーでテレビの音響をグレードアップ!

声がいい! 大画面テレビの音響面の不満を解消する逸品スピーカーシステム

お洒落で、手軽に設置できる一体型のスピーカーシステムが人気を集めているが、オーディオ機器としての実力としては、物足りなさを感じてしまうケースが多い。特にテレビとの組合せでは、映像と声のバランスが取りづらかったり、空間の拡がりが制限されてしまったり、色々と気になりやすい。

私自身、これまでにいろいろな設置方法を試しているが、リビングのテレビとの組合せでは、画面の両サイドに2本のステレオスピーカーを設置するのがベストだろう。人の声、セリフが映像に自然に定位するし、ドラマや映画の鑑賞では音の拡がりや移動感などが感じとりやすく、しかも擬似的なサラウンド再生にありがちな違和感も少ない。

とはいえ、通常、テレビ周辺のスペースは限られるし、家族が集うリビングだけに、デザインも軽視できない。もちろん音質的に優れていることも重要。実際に候補となるモデルは――と尋ねられても、コレは、というスピーカーが直ぐに思い浮かぶわけじゃない。

編集部でこの話をしてみると「それならいいスピーカーがあります。ぜひ一度使ってみていただけませんか」という。そしてその3日後に送られてきたのがJBLオリンパス トリビュートスピーカーこと、S1000Wだ。

S1000W ¥242,000(ペア)税込

●型式:2ウェイ2スピーカー・パッシヴラジエーター付き
●使用ユニット:ウーファー・12cmコーン型、トゥイーター・2.2cmコンプレッションドライバー+音響レンズ、パッシヴラジエーター・12cmコーン型
●クロスオーバー周波数:8.5kHz
●感度:87dB/2.83V/m●インピーダンス:6Ω
●寸法/重量:W361×H236×D180mm/3.9kg
●内部配線:Western Electric製ケーブル
●製造・監修:アラクラフト

ステレオサウンドプロデュースのこのモデル、JBL一筋で歩まれてきたA氏(アラクラフト)によって設計された特別なスピーカーシステムであり、最終的な音決めはステレオサウンド社の協力を得て行なっている。量産モデルの製作についても、1台ずつA氏のハンドメイドで仕上げられているという。

ご覧のように外観はまさに60年代、一世を風靡したJBLのオリンパスそのもの。ミニチュアの極みと言っていいほど、仕上がりが美しく、きめ細かな文様が施されたサランネットの仕上がりも見事。高級スピーカーシステムに通じるていねいな仕事ぶりだ。

画像1: S1000W ¥242,000(ペア)税込

システムとしては2ウェイ2スピーカーで、12cm径ウーファー横には同サイズのパッシヴラジエーターを配置している。トゥイーターはもちろん音響レンズ付きのコンプレッションドライバーである。

画像2: S1000W ¥242,000(ペア)税込
画像3: S1000W ¥242,000(ペア)税込

さっそくテレビの両脇に設置して、ニュース、ドラマ、映画と、そのサウンドを確認してみたが、これがなかなか本格的だ。まず感心させられたのが、実在感に富んだ声が画面にしっかりと定位することだ。これはテレビとの組合せでは最重要課題となるわけだが、本機はなんなくクリアーしてしまった。

画像4: S1000W ¥242,000(ペア)税込

連続テレビ小説『舞いあがれ!』を再生するとセリフのニュアンスが豊かで、その周辺から音楽、効果音が雄大に拡がり、一体感のある空間が得られた。スケール感に富んだ再現性が印象的で、音離れがよく、明確な音像が気持ちよく張り出すのである。

画像: S1000からS1000Wに現在仕様変更が施されている。主な変更点は以下の通り。 ●スピーカーの内部配線をWestern Electricケーブルに変更 1940~60年代のWE製ヴィンテージ線材(ブラックエナメル&シルク被覆・AWG22・単線、被覆のカラーはロットによって異なることがあります)を採用。

S1000からS1000Wに現在仕様変更が施されている。主な変更点は以下の通り。
●スピーカーの内部配線をWestern Electricケーブルに変更
1940~60年代のWE製ヴィンテージ線材(ブラックエナメル&シルク被覆・AWG22・単線、被覆のカラーはロットによって異なることがあります)を採用。

明るく、開放的に鳴り響くサウンドはまさにJBLの伝統を感じさせるもの。音量を一定レベル以上に上げても、粗っぽさはなく、輪郭の際立つような違和感もない。大音量でも歪み感の少ない落ち着いたサウンドを奏でるあたり、やはりただ者ではない。

映画『ドリーム・ガールズ』の再生では、ほどよい低音と厚みと、すっきりとした中高音を持ち味にした骨格のしっかりとしたサウンドが印象的で、声、演奏ともに刺激的にはならず穏やか。微細な情報を確実に拾い上げ、しかもスケール感に富んだムービーサウンド。このあたりの表現力はまさにオリジナルのオリンパス譲りだ。

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