ナスペックはFIBBRの光変換HDMIケーブルのフラッグシップモデルとして「Ultra 8K II」を9月1日に発売する。ラインナップと価格(税込)は以下の通り。

●光変換HDMIケーブル:FIBBR ULTRA 8K II
¥88,000(1m)、¥115,500(2m)、¥143,000(3m)、¥253,000(8m)、¥308,000(10m)、¥352,000(12m)、¥429,000(15m)、¥506,000(20m)

 2021年に発売された同社の「Pure 3」は、良質かつ高い性能からユーザーの間で高い評価を集めている。そのPure3の更に上を行く最新モデルが新製品のUltra 8K IIだ。もともと2018年のCESで48Gbps対応の「Ultra 8K」が発表され話題を集めていたが、今回はそれをリニューアル。世界初となるスペックも備えている。

画像1: FIBBRから、「Ultra 8K II」光変換HDMIケーブルが発売される。最大56Gbps の伝送に対応し、8K信号を最大20mまで伝送可能

 その第一が「HDMI2.1b」の認証で、これに伴い以下の信号に対応した。

・ALLM(AudioLow Latency Mode):テレビの機能でコンテンツに応じて低遅延モードと高画質モードを自動的に切り換えてくれる
・QFT(Quick Frame Transport):ディスプレイ側の表示のフレームレートは変更せずに、映像ソース機器からの映像伝送速度を上げることができる機能
・VRR(Variable Refresh Rate):ディスプレイ側は変動するフレームレートに合致して表示可能にすることで映像のチラつきを抑制する
・QMS(Quick Media Switching):画面のブラックアウトを起こさずに、フレームレートや解像度の変更を素早く切り替えることができる機能
・DSC(Display Stream Compression):帯域幅の広い信号伝送となる高解像度・高リフレッシュレートなどを実現するための圧縮伝送技術

 さらに、56Gbpsの広帯域を世界で初めて実現。これは自社開発されたオリジナル光変換チップの効果もあるという。「Pure 2」以来となるオリジナルチップで、56Gbpsの帯域幅を実現しただけではなく、Cable-IDを始めとする技術により、高い接続・動作・伝送の安定性にも配慮されている。

 Cable-IDとは、対応するHDMI機器と相互に必要な情報信号を送り合うことで、ケーブルと機器との相性が悪いといった事がなくなるのが大きな特徴。また「PCA(Power for Assembly)」や「HEAC(HDMI Ethernet and Audio return Channel)」といった性能を引き上げる規格にも対応している。

画像2: FIBBRから、「Ultra 8K II」光変換HDMIケーブルが発売される。最大56Gbps の伝送に対応し、8K信号を最大20mまで伝送可能

 その他の主な特長は以下の通り。

・YOFC社製造の世界最高品質の光ファイバーを採用
・20mまで8K UHD映像を完全に送信可能
・最終アッセンブリはハンドメイドによる高品質品
・重量が軽く、取り回しもよい、オリジナルの BendRobustテクノロジー
・従来のメタルケーブルと比較して、はるかに長く、よりよい信号品質と完璧なノイズ対策
・最大8K UHDディスプレイをサポート
・HDCP 2.2/2.3をサポート
・eARCと CECをサポート(20.0mまで)
・外部電源不要・透明ウィンドウインジケーターデザイン

「Ultra 8K II」の主なスペック

●帯域幅:56Gbps
●対応信号:8K@60Hz、4K@120Hz& 10K@120Hz DSC UHD display
●外皮:TPU
●ケーブル径:4.4mm
●ケーブル曲げ半径:40mm
●引張性能:100N
●クラッシュ性能:200N
●動作環境:0~50℃
●シェルサイズ: W20×H45×D12mm
●電源:不要
●消費電力:250mW

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