株式会社インターアクションは、同社が展開してきた「Olasonic」(オラソニック)ブランドのオーディオ事業を、8月31日で終了すると発表した。
オラソニックは2010年に、当時の東和電子が開発したUSBアクティブスピーカー「TW-S7」で登場したブランドだ。卵形のフォルムに60mmフルレンジユニットをとパッシブラジエーターを内蔵、
独自開発した「Super ChargedDrive System=SCDS」回路により、10W×2のハイパワーを実現したことも特長だった。
その後も製品を拡充し、2013年にはCDジャケットサイズの「NANOCOMPO」をリリース。CDプレーヤーやプリメインアンプ、ヘッドホンアンプなどをラインナップし、そのコンパクトサイズと音のよさが、インテリアにこだわる層からも注目を集めた。
さらに2017年にインターアクションに事業が移管された後も、高音質Bluetoothスピーカー「IA-BT7」を発売するなど、従来のオーディオの延長ではない、形の変化を伴なった、新しいオーディオの提案を多く成してきた。
今回の決定は、現在の事業状況と今後の成長性等を総合的に熟慮した結果とのことだ。修理対応については、部品供給が終了している一部の製品を除き、2023年8月31日まで対応してくれる。