ソニーグループ株式会社(以下、ソニー)は、 宇宙感動体験の創出を目指すプロジェクト「STAR SPHERE(スタースフィア)」の事業化に向けて、「宇宙の視点」の探索や宇宙を人々にとって身近な存在にするための共創活動に取り組む仲間 “クルー” の第一期募集を本日より開始した。
STAR SPHEREはソニーが今年のCESで発表した新しいビジネスモデルで、東京大学、JAXAと共同で、ソニーのカメラを搭載した人工衛星を打ち上げ、ユーザーが意図したカメラワークで地球や星々を撮影できるサービスだ。本件については麻倉怜士さんの連載「いいもの研究所」で詳しく紹介しているが、今回はその事業化第一弾ということだろう。
そのクルーは、クラウドファンディングを通じた支援という形で募集する。宇宙感動体験の創出をクルーの一員として目指すとともに、支援額に応じた各種リターンを得ることができるというもの。
STAR SPHEREでは上記のように超小型人工衛星を開発しており、今年10月以降の打ち上げを予定。打ち上げ後は、操作シミュレーターを使い、ユーザーが意図したカメラワークで地球や星々を撮影することができるようになる見込みだ。クルーになることで、これを使った宇宙撮影体験ツアーや、衛星管制室見学つきワークショップなどに参加できるという。
“クルー” の募集要項
●募集期間(第一期):2022年6月23日(木)〜8月23日(火)
※第二期以降の募集については、STAR SPHERE公式サイト、公式Twitterなどで随時紹介予定
●募集形式:クラウドファンディング(関連リンク参照)
●リターン内容の一部: 宇宙撮影体験ツアー、衛星管制室見学つきワークショップ、クルーガイドブック、プロジェクトステッカー