先日のニュースでもご紹介した通り、東京・銀座の東急プラザ銀座に、「レコードのある暮らし」を提案する体験型店舗「Space Is the Place」(スペース・イズ・ザ・プレイス)がオープンした。
お酒(日本酒類販売株式会社)、ヴィンテージ家具(ANYNALINC.)、インテリア、(DESERGO)、グリーン(GARAGE)、オーディオ機器(ホーム商会)というそれぞれのプロフェッショナルが選んだ製品が並ぶ店内には、アナログレコードの音がBGMとして流れ、リラックスできる環境で、いい音や優れたアイテムに触れることができる。
そして先日、この「Space Is the Place」のオープニングレセプションが開催された。店舗は東急プラザ5F、地下鉄からエレベーターで上がって店内を通り抜けた、みゆき通りに面した一角にある。
正面には落ち着いた印象の家具が並び、ライフスタイルにこだわりのある層なら、思わず足を止めて店内に入ってしまうことだろう。そしてそれらの家具やグリーンの中に複数のレコード再生システムがディスプレイされている。オーディオ機器は決して目立つことなく、しかし心地いい高品質なサウンドを奏でることができるよう配慮されている。
まず正面右側に並ぶのが、ティアックのレコードプレーヤー「TN-5BB」とマッキントッシュのプリメインアンプ「MA7200」、JBLのスピーカー「L100 Classic」という組み合わせだ。L100 Classicは30cmウーファーを搭載したブックシェルフ型で、迫力ある音を楽しむことができる。フロントグリルはインテリアとの兼ね合いに配慮してダークブルーが選ばれている。
その反対側に置かれているのが、真空管式プリメインアンプのトライオード「TRV-88SER」とスピーカーのスペンドール「Classic 3/1」を組み合わせたシステムだ。レコードプレーヤーはティアック「TN-5BB」で、さらにCDプレーヤーとしてトライオード「TRV-CD6SE」も準備されている。
さらにその隣のスペースには、レコードプレーヤーのデノン「PD-500M」とラックスマンのプリメインアンプ「L-507Z」、ソナス・ファベールのスピーカー「MINIMA AMATOR II」というシステムも並んでいる。
ちなみにここにはレコードラックも準備され、販売用の中古盤が多数並んでいる。これらのディスクは上記のシステムで検盤できるので、気になる作品があったら、スタッフに相談してみるといいだろう。
これらの他に、Bluetoothトランスミッターとフォノイコライザーを内蔵したティアックのレコードプレーヤー「TN-400BT-SE」とチボリオーディオの「MUSIC SYSTEM BT」も準備されており、通常はこのふたつをつないでBGMを流しているそうだ。予想以上に朗々としたサウンドが再生されているので、来店した際にはこちらのパフォーマンスも確認していただきたい。
これらのシステムプランと設置を担当したのが、目黒のオーディオショップ、ホーム商会で、Space Is the Placeで購入した製品については同店のスタッフが納品や設置まで対応してくれるという。気になる製品の音を実際に体験し、さらに専門スタッフの話も聞ける(ホーム商会のスタッフは常駐ではないので注意を)貴重な場に、オーディオファンも足を運んでみてはいかがだろう。
Space Is the Place by Face Records
●住所:Tokyu Plaza GINZA 5F 東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座 5F Tel 03(6263)8879
●営業時間:11:00〜21:00(当面の間 20:00)不定休、1年間の期間限定