パナソニックは、2022年1月5日から7日まで開催される「CES 2022」に出展する。そして先ほど、その内容が発表された。
今回はWithコロナ時代に対応するために現地ブースは映像放映のみとし、商品展示も行わずに、オンラインを中心とした出展になるそうだ。オンライン展示では、環境をメインテーマに、くらし、街、工場、モビリティなどの幅広い分野で環境問題解決に貢献する取り組みや技術を中心に紹介している。
その中で、北米事業を中心とした展示にオーディオビジュアル関連製品が含まれている。その主な内容は以下の通りだ。
Lifestyle Technologies
●ヘッドホン
新製品として、リアルな高音質とクリアーな通話品質を実現したテクニクスのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホン「EAH-A800」を出品。
●ゲーミングスピーカー
「SC-GN01」は、スクウェア・エニックス社の人気ゲーム「ファイナルファンタジーXIV」とコラボレーションした肩掛けタイプのゲーミングスピーカーで、CES Innovation Awardsを受賞した。
●LUMIX Cameras
マルチカメラでの収録や配信に適したBOX型のミラーレス一眼カメラ「DC-BS1H」と「DC-BGH1」を出典。
Immersive Experiences
●VRグラス ‘MeganeX’
軽量・高画質が特徴のSteamVR対応VRグラス。
●メタバース用ボディトラッキング装置 ‘HaritoraX’
日本で発売済みの製品を、北米でも販売開始。本製品はCES Innovation Awardsを受賞。
●メタバース用減音マイク ‘mutalk’
大きな声を出しても外部に音が漏れない無線マイク。
●メタバース用人体冷熱デバイス ‘Pebble Feel’
メタバース空間から暑い・寒い等の温度感覚を感じ取れる製品。
●Immersive Theater
プロジェクター、PTZカメラ、ライブ映像制作プラットフォームKAIROS(ケイロス)等で創り出す新たなライブ映像の演出を提供します。ラスベガスのブースで体験可能。
Smart Mobility
●OneConnect
北米で電動モビリティを製造・販売するTROPOSと協業し、パナソニックの車両管理・運行管理アプリケーションを活用して、車両管理の効率化やトータルコスト削減に向けた取り組みを進める。
●車載ソリューション
AR HUD、オーディオ、EバイクなどOEM向けの最新商材を紹介。
●V2X(Vehicle-to-Everything、交通管理システムCirrus by Panasonic)
車両同士、または路側機(路側に設置される受信機器)との情報を活用した交通システムサービスを、車両や路線機のハードのみならずソフトウェアアプリやクラウド分析、AI学習等を用いた統合ソリューションで提案、ドライバーの安全性の向上・より効率的な運転に貢献する。
●アビオニクス
データやメディアの配信速度の向上、リアルタイム飛行ルートマップ、ワイヤレスヘッドホンとシートバック画面の簡単Bluetooth接続など、機内での体験を向上させる様々なソリューションを提供。
Healthy Environments
省エネで快適な室内空気環境を実現する換気扇、ナノイーX搭載空質機器による健康で快適な生活の実現を提案。
Food Tech Solutions
●Hussmann
未来の店舗に進化させる、食品小売業向けのスマートロッカー、クラウドベースのデータ分析プラットフォーム、電子ラベル、フードサービス向けの様々なシステムを統合・最適化した総合ソリューションなどを提案。
Sustainable Energy
●家庭用エネルギーソリューション
高効率なソーラーパネルと家庭用蓄電池を組み合わせたエネルギーソリューションによるサステナブルな暮らしを提案。