ハーマンインターナショナルは、英国のオーディオブランドARCAM(アーカム)製品の輸入販売をスタートすると発表した。今回販売される製品と価格は以下の通り。

●プリメインアンプ:SA30 ¥330,000(税込、10月発売)
●プリメインアンプ:SA20 ¥165,000(税込、12月発売)
●SACD/CD/ネットワークプレーヤー:CDS50 ¥143,000(税込、10月発売)
●アンプ内蔵ストリーミングプレーヤー:SOLO UNO ¥77,000(税込、10月発売)

 アーカムは1976年に英国・ケンブリッジで創業したブランドで、シンプルで美しいデザインと高いパフォーマンス、優れたデジタル技術を備えた製品群をラインナップしている。

画像1: 英国「ARCAM」が日本再デビュー。ストリーミングプレーヤー「SOLO UNO」やプリメインアンプ「SA30」「SA20」など4モデルをラインナップ

 アンプ内蔵ストリーミングプレーヤーの「SOLO UNO」は、横幅14cmのコンパクトボディに、無線経由での音楽再生機能(AirPlay2、クロームキャスト、Roon Ready)を搭載、さらにMQA対応D/Aコンバーターと50W×2のパワーアンプを内蔵している。

 ハイレゾファイルの再生も可能で、対応フォーマットは192kHz/24ビットまでのWAV/FLAC/ALAC/AIFF/OGG、96kHz/24ビットのAAC、48kHz/16ビットのMP3、44.1kHz/16ビットのWMAなどだ。

 SOLO UNOに、同時発表されたJBL「L52 Classic」のようなスピーカーを組み合わせるだけで、音楽配信を高品質に楽しめるコンパクトシステムを構築できるだろう。

画像2: 英国「ARCAM」が日本再デビュー。ストリーミングプレーヤー「SOLO UNO」やプリメインアンプ「SA30」「SA20」など4モデルをラインナップ

 プリメインアンプ「SA30」は同ブランド独自のクラスGアンプを搭載(出力130W×2)しているのがポイントという。クラスGアンプとは、小出力時は低歪みのクラスA方式で、大出力時はクラスAB方式でドライブするハイブリッド駆動技術で、発熱を抑えつつ高品質で迫力ある音楽再現を実現するものだ。

 接続端子はアナログ入力3系統、3.5mmピンジャック1系統、フォノ入力1系統(MC)、デジタル音声入力4系統(光×2、同軸×2)、LAN端子を搭載する。さらにARC(オーディオリターンチャンネル)対応のHDMI入力も1系統備えており、テレビの音声強化用としても活躍するだろう。

画像3: 英国「ARCAM」が日本再デビュー。ストリーミングプレーヤー「SOLO UNO」やプリメインアンプ「SA30」「SA20」など4モデルをラインナップ

 同じくプリメインアンプの「SA20」はSA30同様にクラスGアンプを搭載したモデルで、出力は90W×2。アナログ入力3系統、3.5mmピンジャック、フォノ入力1系統(MM)、デジタル音声入力3系統(光×1、同軸×2)、LAN端子を備えている。

画像4: 英国「ARCAM」が日本再デビュー。ストリーミングプレーヤー「SOLO UNO」やプリメインアンプ「SA30」「SA20」など4モデルをラインナップ

 「CDS50」は、SACD/CD/ネットワークプレーヤーという新しいカテゴリーの製品。SACD、CD、USBメモリー、ネットワークコンテンツの再生が一台で可能で、192kHz/32ビットのD/Aコンバーターも内蔵した。

 ハイレゾフォーマットへの対応はSOLO UNO と同様で、192kHz/24ビットまでのWAV/FLAC/ALAC/AIFF/OGG、96kHz/24ビットのAAC、48kHz/16ビットのMP3、44.1kHz/16ビットのWMAが再生できる。

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