Ginza Sony Park (銀座ソニーパーク)は、2024年に完成予定の「新Ginza Sony Park」に向けた建設工事を始める今年10月を前に、ソニーが取り組む6つの分野「ゲーム、音楽、映画、エレクトロニクス、半導体、金融(ファイナンス)」をテーマに、ソニーミュージックの6組のアーティストたちが加わって展開する『Sony Park展』を開催中だ。
そして本日(8月16日)から、その第4弾『映画は、森だ。with millennium parade』がスタートした。ソニーが手がける分野として、StereoSound ONLINE読者にもお馴染の「映画」をテーマにした見逃せない企画で、期間は8月27日(金)まで。
“人は映画を見て、どんな気持ちになるのか?”日常とは違う非現実性を楽しんだり、スリルを覚えたり、あるいは清々しさや怖さを感じることもあるかもしれない。ソニーではそんな“映画体験”がもたらす気持ちの変化は“森”に通じているのではないかと考えたそうだ。確かに森林に入ると、非日常的で清々しく、時には怖さを覚えることもあるかもしれない。
そんなイメージの連想から、地下2階に「映画の森」が誕生した。会場内には数百本の木に見立てた布が張られており、そこにソニー・ピクチャーズエンタテインメントの名作100本に登場するセリフが記されている。
例えば、「いいか 大いなる力は 大いなる責任が伴う」といったもので、そこに作品名は記されていない。上記のセリフは有名なのでご存知の方も多いかもしれないが、聞いたことがあるけれど作品名が思い出せない時、あるいは気になるセリフがあった時は横にあるQRコードを携帯で読み込んでみるといいだろう。
するとそのセリフが使われている作品を紹介したサイトに飛んで、どのタイトルだったか確認出来るというわけだ。これまで映像の断片(静止画)や音楽(テーマ曲)から映画に触れることはあったが、今回は言葉(セリフ)からという新しい出会いで、映画好きの仲間と会場に足を運んだら、盛り上がること間違いなしだ。
もうひとつの目玉展示が、地下3階の「THE MILLENIUM PARADE THEATER」だ。ここは
millennium paradeとのコラボによる、彼らの世界観があふれる期間限定ミニシアター。中にはソニーの4Kプロジェクター「VPL-GTZ280」と150インチスクリーンが設置され、彼らの新作『BON DANCE』の限定スペシャル映像が大画面で上映されている。サウンドはノイズキャンセリングヘッドホン「WX-1000MK4」で楽しむ仕組み。
参考までに、millennium paradeは、東京のプロデューサー/ソングライターの常田大希を中心としたミュージシャン、映像ディレクター、CGクリエイターなどの様々なセクションを内包した新しいスタイルのバンドで、「THE MILLENIUM PARADE THEATER」のエントランスには彼らの歴代楽曲アートワークポスターや新作ポスターが展示されている。
その下の地下4階にはmillennium paradeのグッズショップも設けられ、Bon Danceのポスターやステッカー、12インチアナログ盤、Tシャツなどが並んでいる。大好評で即日完売になったスリップマット「HANABI SLIPMAT」も限定販売されるという。
またショップの横には懐かしいブラウン管式業務用モニター(BVM-9044QDとPVM-D14L5DJ)が合計14台置かれ、millennium paradeのMV全10曲が鑑賞可能。モニター手前の床面に置いてあるフットコントローラーを踏むと曲が切り替わるので、ぜひ試していただきたい。モニター背面の壁にはmillennium paradeのロゴが描かれ、フォトスポットとして楽しめる。
Sony Park展『④映画は、森だ。with millennium parade』
●開催期間:2021年8月16日(月)〜8月27日(金) 11:00〜19:00
●場所:Ginza Sony Park(PARK B2/地下2階 ほか)
●料金:入場無料
※「映画の森」は予約不要だが、人数制限があるので入場までに時間がかかる場合もあり。「THE MILLENIUM PARADE THEATER」は、関連リンクのサイトから予約が必要で、ひとり(1メードアドレス)あたり1回2枚まで。