スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉第1位 エラック VELA FS408

¥850,000(ペア)+税

画像1: スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉第1位 エラック VELA FS408
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ココがすごい!!

スケール感と俊敏さを両立した、VELA 400の新顔(麻倉)

グイグイと飛び出す圧倒的なサウンドに感銘(土方)

スケール豊かに音楽を表現。情報量も豊富だ(山本)

 

特選 麻倉怜士

画像1: 【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉第1位 エラック VELA FS408
画像2: 【HiVi夏のベストバイ2021 特設サイト】スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉第1位 エラック VELA FS408

VELA 400シリーズの新顔。JET V型のトゥイーターと2基のウーファーを備える。大型システムならではのスケール感/エネルギー感と、大型システムでは難しい俊敏さ/ハイスピード感/グラデーション再現が、ひじょうに高いレベルで両立している。情家みえ「チーク・トウ・チーク」では、ヴォーカル音像が、クリアーな音場の中で、立体的にフルボディで屹立。リズム感と進行感が実に心地好い。エラック的なすべらかで稠密な艶感が、楽音を華麗に彩る。

特選 潮晴男

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豊富なラインナップを誇るエラックが最上位のCONCENTROシリーズに次いで展開しているのが、このVELA 400シリーズ。本機の上位にVELA FS409というミッドレンジのユニットを加えたモデルがあるが、本機は2基のウーファーをスタガーで搭載、全高を165mm低くした扱いやすいサイズにまとめた。そんな凝縮のモノづくりにも注目したいスピーカーだ。楽曲の持つ音の表情をていねいに描き出し、しなやかで語りかけるような魂のこもったヴォーカルにも心を奪われる。伸びやかにして緩みのない表現力は上位機を脅かす存在である。

特選 小原由夫

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本誌ベストバイの常連スピーカーブランドといえるエラック。その理由は、安定したクォリティと、マルチチャンネル適合力である(センター専用モデルが用意されている)。とりわけJETトゥイーターを搭載したトールボーイ型モデルは、メイン機として重要な存在。本機はJET Vトゥイーター+ダブルウーファーというオーソドックスな構成ながら、低音域をスタガー動作とすることで、中低域の厚みも狙っているのがミソ。声の充実感が素晴らしい。

特選 亀山信夫

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VELAシリーズ最上位機のミッドレンジユニットを外したような2.5ウェイ構成を採るフロアー型スピーカー。高さを若干低くしているが、タイムアライメントを意図した3度傾斜のバッフルや堅牢なアルミダイキャストベース、エンクロージャーのアルミトッププレート等々、技術的要素は最上位機と同じ。音はボトム最低音域からハイエンド超高域まで高い質感を誇る。小音量再生での鋭敏な反応が印象的でありつつ、ボリュウムを上げればパワフルに。そんな抜群のパワーリニアリティでも魅せる。

ベストワン 高津修

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FSはフロアスタンディング。BSがブックシェルフ。それがエラック製品の決まりである。VELA FS408はVELA 400ラインの最新製品で、エラック・スピーカーの今を代表するハイクラスモデル。3度後傾したバッフルをはじめ、アルミ&パルプのサンドイッチコーンウーファーやJET Vトゥイーターその他、ドイツ本社発の豪華な技術が整然と集約されている。シリーズも代を重ねて磨きぬかれた音は、もう文句なしの説得力。VELAの頂点かと感動。

ベストワン 土方久明

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近年評価を上げているエラックの新作スピーカー。初めて本モデルを聴いた時のインパクトは鮮明に覚えている。エラック伝統のJET Vトゥイーターと、180mmダブルウーファーを搭載し、幅広い周波数特性を確保。キャビネットの付帯音も上手にコントロールしている。分解能が高く、前へグイグイと飛び出す圧倒的なサウンドには強い感銘を受けた。この価格帯のスピーカーでVELA FS408は傑作モデルであると思う。

特選 藤原陽祐

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フロントバッフルをわずかにスラントさせた優雅なフォルムと、高級感のある美しい仕上げが特徴的なVELA 400シリーズのトールボーイタイプ。JET Vトゥイーターと180mm径AS-XR CONEウーファー(ダブル)の組合せは、シリーズ最高峰のVELA FS409からそのまま受け継いだもの。実際、そのサウンドはどっしりとした厚みのある仕上がりで、ベース、バスドラが気持ちよく吹き上がる。質感の高い艶やかな音色は、高剛性のエンクロージャーの証。

特選 山本浩司

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180mmウーファーをスタガー動作させた2.5ウェイのバスレフ型システムの傑作。ウーファー振動板はパルプにアルミを貼り合わせ、クリスタルラインと呼ばれる幾何学模様のパターン処理が施されているのがSolano 280シリーズとの違い。振動板の強度は約10倍というから凄い。トゥイーターはSolanoシリーズ同様JET Vドライバーが採用されている。なんといっても本機の魅力はスケール感豊かな音楽表現。それでいて情報量はきわめて多く、緻密な音像と雄大な音場が眼前に提示される。

特選 和田博巳

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人気のVELA 400シリーズにニューモデルが加わった。シリーズ・フラッグシップのVELA FS409のミッドレンジを省略した2.5ウェイという構成で、そのぶん価格も安くなっているが、ではパフォーマンスはどうなのか。結論から言えば、心配はまったくの杞憂。中域が弱いという印象は皆無で、むしろこのVELA FS408の方がトータルのバランスに優れているという印象だ。トゥイーターの位置もVELA FS409に比べるとちょうど耳の高さに揃うようになった。

 

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