ソニーからBluetooth(ワイヤレス)スピーカーの新製品として「SRS-XG500」「SRS-XP500」「SRS-XB13」の3モデルが発表された。発売は5月28日。価格は下記の通り。

「SRS-XG500」 オープン価格(想定市場価格¥44,000前後)
「SRS-XP500」 オープン価格(想定市場価格¥40,000前後)
「SRS-XB13」  オープン価格(想定市場価格¥ 7,700前後)

 ワイヤレススピーカー市場は、昨年来のコロナ禍によるおうち時間の増加によって市場は堅調な伸びを示しているそうで、昨年(2020年)は前年比113%にアップ。今年は昨年比で110%の伸長が予想されているという。

 そこでソニーでは、小型でデスクトップでも手軽に楽しめることで人気を博した、「SRS-XB12」の後継となるXB13を開発。加えて、パーティ会場などの広い空間を音楽で満たせる音圧強化モデル「SRS-XB60」の後継として、SRS-XG500/XP500の2ラインを創造。合計3モデルが新製品として投入されることになった。

画像: 「SRS-XG500」

「SRS-XG500」

画像: 「SRS-XP500」

「SRS-XP500」

 XG500/XP500については、限られた筐体サイズの中でユニットを拡大するために、ウーファーの形状を従来の丸形から、他シリーズにも採用されている矩形(四角=X-Balanced Speaker Unit)へと変更。振動板面積が拡大することで、音圧のアップを可能にし、さらに低域の増強にも効果があり、結果、より力強い低音が楽しめるようになる、としている。

画像1: ソニー、より迫力ある重低音を楽しめる矩形ユニット搭載のBluetoothスピーカー「SRS-XG500」「SRS-XP500」を5月28日に発売。人気のコンパクトモデルも「SRS-XB13」に進化

 どちらも2ウェイの仕様で、XG500については25mm径トゥイーター×2、110mm×110mmウーファー×2、パッシブラジエーター×2の構成。XP500はユニット径が大きくなり、50mm径トゥイーター×2、140mm×140mmウーファー×2となり、こちらはパッシブラジエーターはなく、バスレフ型となる。どちらも縦置き、横置きに両対応する。低音を強化する「MEGA BASSモード」、音の広がり感を強化する「LIVE SOUNDモード」は引き続きサポートする。持ち運びに便利なハンドルも付いているし、複数のスピーカーを無線で接続して同じ楽曲を流せる「パーティコネクト」も同様だ。

 マイク入力も装備しているので、自宅でカラオケを楽しむこともできる。XG500はマイク/ギター端子が1系統。XP500はさらにマイク端子(入力)がプラスされており、計2系統のマイクを接続できるので、デュエットしたり、(ギターを演奏しながらの)弾き語りも行なえるようになっている。

 XG500は防水・防塵性能の高いIP66に準拠。XP500は防滴機能(IPX4)が強化されている。

 内蔵バッテリーは、XG500が最長約30時間、XP500は同約20時間を確保しており、前モデルXB60の約14時間からは、大幅に延長されている。なお、BluetoothコーデックはSBC、AAC、LDACをサポートしている。

 一方のXB13は手のひらサイズのコンパクトなBluetoothスピーカー。円柱形のボディは縦置きが基本のようで、上向きに配置されたユニットから放射される音を、広く拡散させるために今回、新たに「Sound Diffusion Processor」を搭載。モノーラル仕様の本機でステレオ音源を再生する際、左右チャンネルの音をきちんと聞こえるようにしながら、音場感を拡大するアルゴリズムが採用されているそうだ。

画像: 「SRS-XB13」(ウォークマンは別売り)

「SRS-XB13」(ウォークマンは別売り)

 搭載ユニットは46mm径のフルレンジ+パッシブラジエーター。500シリーズと同じく低音を増強する「EXTRA BASS」機能も搭載する。ボディはXG500と同様に防水・防塵仕様のIP67に準拠しており、水や砂の近くでも安心して使えるようになっている。

画像: 「XB13」(左)と「XB12」

「XB13」(左)と「XB12」

 バッテリー持続時間は約16時間のスタミナ仕様で、スマートホンと組み合わせるとバッテリー残量を視認できる「バッテリーインディケーター」表示も可能。充電端子はUSB Type-Cへとアップデートされた。その他、ストラップの形状を、製品を手さげ状態と、吊るし状態にするときに素早く変えられるマルチウェイストラップになっているのも、新規ポイントとなる。カラーリングは5色をラインナップする。コーデックはSBC、AACをサポートする。

画像2: ソニー、より迫力ある重低音を楽しめる矩形ユニット搭載のBluetoothスピーカー「SRS-XG500」「SRS-XP500」を5月28日に発売。人気のコンパクトモデルも「SRS-XB13」に進化

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