HiVi 10月号のサウンドバー特集に間に合わなかったLGの新製品、SN7CYをご紹介したい。本機の大きな特徴は、①ドルビーアトモスとDTS:Xに対応、②メリディアン社の監修による音質チューニングの2点。まず①については、本体天面に2.5インチのイネーブルドスピーカーを配置した3.0.2構成で、フロントLRには52×99mmの楕円形ユニットを採用。背面には横幅約18cmのパッシブラジエーターを2基搭載し、50〜70Hzの低域再生を拡張するという。②については、5つ用意された「サウンドエフェクト」のうち「スタンダード」をメリディアンが監修している。音声信号の特性を分析して、コンテンツに合った再生を実現する「AIサウンドプロ」も推しモードのようだ。

 本来ならHiVi 10月号の特集の続きとして同じ環境で同じコンテンツを視聴したかったのだが、今回はもろもろの事情から自宅の32インチ液晶テレビと組み合わせて視聴した。

 Apple TV 4Kでネットフリックスのドルビーアトモス作品『6アンダーグラウンド』の12分30秒あたりからのカーチェイスのシーンを5つのモードを切り替えながら観ると、モードごとのキャラクターがかなり違う。ここではすべてのスピーカーが発音する「ムービー」モードを選びつつ、各チャンネルの音量を調整できる「サウンドチューニング」ボタンでイネーブルドスピーカーの音量をやや上げてみると、ヌケのいいクルマの疾走音が楽しめた。

 驚いたのは同じく「ムービー」モードで観た『バンブルビー』だ(アマゾンプライムビデオ/5.1ch)。8分16秒あたりからの戦闘機が縦横に飛び交う爆撃シーンでは、高さ方向はテレビ画面のやや上まで、左右方向は180度の視野を少し越えるぐらいまでサービスエリアが広がる。ここでもイネーブルドスピーカーの貢献は大きく、サウンドバーによるイマーシブ再生の進化ぶりがよくわかる一台に仕上がっていると感じた。

 それとメリディアン監修の「スタンダード」で聴くブルートゥースの音。「サウンドチューニング」で低音をやや絞ると、中域の充実した力のある2ch再生を聴くことができ、ブルートゥーススピーカーとしてもかなり有能だ。

画像: LGのサウンドバー「SN7CY」はドルビーアトモス/DTS:X対応。Bluetoothの音も侮れない

SOUND BAR
LG
SN7CY
オープン価格(実勢価格4万1,000円前後)

●アンプ出力:30W×2+30W+35W×2
●接続端子:HDMI入力1系統、HDMI出力1系統、デジタル音声入力1系統(光)、USBタイプA1系統
●音声モード:AIサウンドプロ、BASSブランド、スタンダード、ムービー、ミュージック
●備考:Bluetooth対応(SBC)、eARC対応
●寸法/質量:W890×H65×D119mm/3.74kg
●問合せ先:LGエレクトロニクス・ジャパン カスタマーセンター TEL. 0120-813-023

画像: HDMIは、eARC対応の出力が1系統、入力も1系統備えている。また、背面にパッシブラジエーターを搭載しており、パワフルに低域を鳴らす

HDMIは、eARC対応の出力が1系統、入力も1系統備えている。また、背面にパッシブラジエーターを搭載しており、パワフルに低域を鳴らす

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