デンマークのオーディオブランドBang & Olufsenから、ノイズキャンセリング機能付きのフラッグシップワイヤレスヘッドホン「Beoplay H95」が発表された。価格は¥96,000(税込)で、BLACK(ブラック)とGREY MIST(ミストグレー)の2色を準備している。Bang & Olufsen専門店で9月12日(土)から、家電量販店では9月下旬の発売予定だ。

 H95は、95年にわたる匠の伝統を結集した製品で、サウンド、快適性、ノイズキャンセリング性能、デザイン、素材、そして操作性のすべてを極めたB&Oを象徴するモデルだという。

画像1: Bang & Olufsenが、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン「Beoplay H95」を9月に発売。95年にわたる匠の伝統を記念するフラッグシップヘッドホン

 Beoplay H95の主な特長は以下の通りだ。

●同社VR音響研究所で極められたサウンド
 独自開発されたネオジウムマグネット駆動40㎜チタンドライバーを採用。サウンドデザインはBang & Olufsenの音響エンジニアによって独自に開発された高度なDSP(デジタルシグナルプロセッサー)によって制御されている。

●最新のANC(アクティブ・ノイズキャンセリング)技術を採用
 物理的な遮音性能に加え、新たに自動調整機能が追加された最新のANC技術を採用。アクティブノイズキャンセリング機能はデジタル音声信号処理によって行われ、フィードフォワードマイクとフィードバックマイクの双方で背景ノイズを検知する事で高いレベルでのキャンセル効果を実現した。

 その実証試験とチューニングは実際の様々な環境下でのテストに加え、デンマーク ストルーア本社にあるVR研究施設(Virtual Reality Laboratory)を備えた音響研究所でも行っている。VR音響室では飛行機の機内、電車内、オフィス環境、街中のノイズなど、多様な背景ノイズを再現し、実証実験と精緻なチューニングを重ねたという。

●最新の音声コーデックを採用
 Bluetoothのコーデックとして、SBC、AACとaptX Adaptiveを採用。aptX Adaptiveはデータ転送時のビットレートを環境状況に応じたベストな数値に可変させながら伝送可能で、高品質で遅延の少ない音声通信を提供する。

画像2: Bang & Olufsenが、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン「Beoplay H95」を9月に発売。95年にわたる匠の伝統を記念するフラッグシップヘッドホン

●長時間の装着でも卓越した快適性
 柔らかなラムスキンを採用した楕円形のイヤーパッドによって、長時間でも心地のいいフィットを実現。加えて、容易かつ直感的な操作を可能とするタッチ操作と物理的なダイヤル操作の組み合わせによるユーザーインターフェイスも備えている。

 柔らかな記憶形状フォームで形成されたイヤークッションのデザインは快適性と同時に物理的な外部ノイズの遮断にも大きく貢献。ヘッドバンドも、よりスマートでシンプルな形状に上質なトップグレイン牛革とオリジナルのファブリックを組み合わせ、内包された形状記憶フォームが更なる心地のよさをもたらしている。

●操作性を高めるダイヤル操作
 Beoplay H95は左右のイヤーカップにアルミニウム製の精密なダイヤルパーツを搭載する事で、操作性を高めている。右のダイヤルでボリュウム操作、左でANC調整と外部音透過モードの切り替え操作が可能。

 一眼カメラのズームリングからインスピレーションを得て計算された抵抗感のダイヤル操作によって思うままの正確なコントロールを実現。ダイヤルには細かな溝が刻まれており、グリップ性にも優れている。

画像3: Bang & Olufsenが、ノイズキャンセリング機能付きヘッドホン「Beoplay H95」を9月に発売。95年にわたる匠の伝統を記念するフラッグシップヘッドホン

●ANC使用時で最大38時間の連続再生が可能
 1回のフル充電で、ANC使用時でも最大約38時間の連続再生時間を実現。オンラインミーティングや友人や家族との電話の通話時には左右で合計4つ搭載されている高性能マイクによってクリアーな通話音を提供する。

 なおStereoSound ONLINEでは新製品Beoplay H95の取材も進めている。そのインプレッションも近々お届けするので、お楽しみに。

「Beoplay H95」の主なスペック

●仕様:オーバーイヤー型ANCヘッドホン
●使用ドライバー:エレクトロダイナミック型Φ40mmチタンドライバー
●内蔵アンプ:30W Dクラス×2(トゥイーター部とウーファー部の独立駆動)
●インピーダンス:12Ω(+/-15%)
●再生周波数帯域:20Hz〜22kHz
●感度:101.5dB(1mW@1kHz)
●ワイヤレス通信規格:Bluetooth 5.1
●Bluetoothコーデック:SBC、AAC、aptX Adaptive
●キャンセリング技術:アダプティブ・アクティブノイズキャンセリング
●内蔵マイク:通話/ANC兼用MEMS×2、ANC専用MEMS×1(左右合計6基)
●連続再生時間(Bluetooth接続):ANC使用時 最大約38時間、ANC未使用時 最大約50時間
●充電時間:約2時間
●バッテリー容量:1,110mAh
●対応音声アシスタント:Siri、Amazon Alexa、Google Voice Assistant(ボイスコマンドに対応)
●素材:アルマイト加工アルミニウム(本体/アーム)、牛革/ファブリック(ヘッドバンド)、ラムスキン/形状記憶低反発フォーム(イヤークッション)、ポリマー(本体)
●寸法/質量:W185×H165×D80mm/330g
※付属品:USB-C/USB-A充電用ケーブル(1.25m)、3.5mm有線接続ケーブル(1.25m)、フライトアダプター、マイクロファイバークリーニングクロス、取扱説明書

画像: 「Beoplay H95」の主なスペック

This article is a sponsored article by
''.