SPEC(スペック)は、LANネットワーク経由で高音質伝送を実現する通信プロトコル「Diretta」を搭載したUSB Bridge「RMP-UB1」(¥218,000、税抜)を9月下旬に発売する。
Direttaは、LANを通じた新しいオーディオ伝送技術で、音源の送り出し側を「host」、受け手側を「target」として、受け手側の負荷を一定化することによって高音質化を図る技術だ。この技術を使うことで、ハイレゾ音源をUSB DACで再生する際に高音質化の効果が得られるという。
RMP-UB1はDirettaのhost機能をインストールしたNASとLANケーブルで接続(ルーター経由)してtarget機能を受け持つことで、本機とUSB接続したUSB DACでもその恩恵を享受できるようになる。
RMP-UB1の主な特長は以下の通り。
●オーディオメーカーとしてのノウハウを活かした高音質アナログ電源
大容量アナログ電源と高音質パーツを用いた音作りを実現。マイカコンデンサーや電解コンデンサーを使用して、透明感のあるサウンドを得ている。
●アルミパネルとスプルースを使用した本格設計
アルミパネルとスプルース材のウッドパネルを採用。
●USB-B入力端子装備
USB-Bの入力端子も装備し、Direttaのtargetだけでなくhostとして使う事も可能。
「RMP-UB1」の主なスペック
●接続端子:USB Type-A×2、USB Type-B×1、LAN端子×1
●消費電力:15W
●寸法:W350mm×H95×D164mm