某スマホがヘッドホン端子を廃止して以降、Bluetooth方式のワイヤレスヘッドホン&イヤホンが人気になっているが、ソニーは完全ワイヤレスの「WF-1000XM3」を受け継ぐ、ワイヤレス・インイヤーモデル「WI-1000XM2」を発表した。国内導入は未定だが、欧州では330ユーロの予定。
高音質ノイズキャンセリングプロッセーサーの「QN1」を搭載、オーバーバンドタイプのWH-1000XM3と同じプロセッサーで、ハイレゾ級音質を実現させるため、先モデル譲りの「DSEE HX」ドライバー・システムを採用している。
また前モデルのネックバンドが金属製だったのに対し、本モデルはシリコン製としたことにより、13gほど軽量化され、装着製が向上している。連続再生時間は変わらずにさらに小型化した、ということでもある(クイック充電の性能も上がっている)。
完全ワイヤレスのイヤホンWF-1000XM3はすでに発売済みで、こちらも市場で好評を博しているが、両モデルの差別化としては、WI-1000XM2は有線にも対応するので、飛行機内で映画を楽しむ場合などでも自分のヘッドセットを利用できる、ということもある。連続再生時間も最大10時間とのことなので、日本発欧州行きの便にはピッタリだったりする。