トライオード
トライオードのブースには、クロスゾーンブランドの新製品「CZ-10」の試聴機を2基準備し、トライオードのCDプレーヤー「Ruby CD」やプリメインアンプ「TRV-35SER」を使ってそのサウンドを確認できるようになっている。CZ-10はヘッドホンでの頭内定位を解消する「ADC(アコースティック・ディレイ・チャンバー)技術を、前モデルのCZ-1よりもひとまわり小さなハウジングに収めているのが新しい。イベントの即売場では準備した4台が30分で売れてしまうほどの人気だったとか。
フォスター電機
フォスター電機は、イヤホンやヘッドホンのドライバーを供給するB to Bのブランドとなる。ヘッドフォン祭2019でも、製品メーカーに向けて自社の技術をアピールしていた。加えて新たな提案として、フジヤエービックとのコラボで「自作コンテスト」も展開する。これはコンテスト用に特別販売されるドライバーを購入したユーザーが、自分なりのハウジングを使ってオリジナルヘッドホンを作ろうというもの。音質の選考会もあり、入賞モデルは秋のヘッドフォン祭で展示される予定とか。
Olasonic
オラソニックブースには、迫力のある低音再生で人気のBluetoothスピーカー「IA-BT7」や卵形スピーカー「TW-S9」、「NANOCOMPO」シリーズも置かれている。昨年発売された高音質Bluetoothレシーバー「NA-BTR1」はLDACやaptX HDにも対応していることで人気のアイテムだ。
KORG
コルグでは、春のヘッドフォン祭で販売し話題となった「Hu:Tekt HA-KIT」を展示。これは、同社の最新真空管デバイス「Nutube」を使ったヘッホンアンプを自作しようというもので、販売特設会場で購入できるアイテムだ。今年はさらにコンデンサーを交換するなどのカスタマイズを加えた改良版も置かれていた。その隣ではオーディオ用DAC「NuI」とiPhone用最新アプリ「iAudioGate」を組み合わせてDSD音源を再生するデモも行なっていた。この環境ならiPhoneとNuIだけでDSD11.2MHzが再生出来るという。
SOUND WARRIOR
真空管アンプ「SWL-AA1」が注目を集めたサウンドウォーリアーのブースには、ヘッドホンの新製品「SW-HP100」が参考出品されていた。セミオープン型ヘッドホンとして、中高域の広がりや色づけのない低域など、自然で聴き疲れをしないサウンドを目指しているとか。振動板やイヤーパッドの素材が異なる2種類を検討中とのことだ。6月頃に¥15,000〜¥16,000前後での発売を目指している。