ユキムは同社が輸入販売を手がけているMoFi ELECTRONICS(モーファイ・エレクトロニクス)の製品4モデルについて、バージョン2に進化すると発表した。それぞれの製品の型番と価格は以下の通り。すべて5月に発売される。
●ターンテーブル
Studio Deck 2 ¥180,000(税別)
Ultra Deck 2 ¥300,000(税別)
●フォノイコライザーアンプ
Studio Phono 2 ¥45,000(税別)
Ultra Phono 2 ¥75,000(税別)
ターンテーブル2機種については、オリジナルモデルは背面の電源コネクターからフロント近くのパワースイッチまで交流のまま伝送していたが、バージョン2では直流伝送に変更されている。
電源コネクター直後にDC変換することで、キャビネット内は低電圧でワイヤリングされ、電源に起因するノイズの影響を遠ざけることに成功している。また出力コネクターには銅製のコネクターボックスも採用されているという。
外部からのノイズを防ぐシールド効果も高まっている他、ベアリング・オイルも見直され、バージョン2ではF1の現場でも使用されているエステルベースの高品位潤滑油に変更されている。
またフォノイコライザーアンプも進化を遂げている。Studio Phono2、Ultra Phono2ともパーツの見直しが行なわれ、回路基板もアップデートされている。また他の機器との干渉を防ぐためにアース対策も施こされたそうだ。
なお今回の新製品発表に伴い、従来のターンテーブル「Studio Deck」「Ultra Deck」とフォノアンプ「Studio Phono」「Ultra Phono」は生産完了となる。