オルトフォンから、同社創立100周年を記念した「Century」モデルの最新版「The SPU Century」が登場、世界250個限定で発売される。定価は¥595,000(税別)で、12月下旬の発売予定だ。

画像: オルトフォンの創立100周年を記念した、シェル付きカートリッジ「The SPU Century」。SPUの100周年記念限定モデルとして、世界限定250個で販売決定。12月下旬の発売

 The SPU Centuryは、SPU史上初となる完全新規設計のハイブリッド式Gタイプヘッドシェルと、専用設計された特別なMCユニットが生み出す至高のサウンドは、100年の歴史の中で蓄積されてきた技術と経験の集大成となっている。

 その主な特長は以下の通り。

●専用設計された特別なMCユニット
 ユニットは、伝統的なSPUの振動系・磁気回路をベースとしている。SPUサウンドの陰の主役ともいえるアルミカンチレバーの採用に加え、MCコイルには銀メッキ高純度銅線、スタイラスにはシバタ針を採用。

●SPU史上初、金属×無垢木材によるハイブリッド式Gシェル
 The SPU CenturyのGシェルのうち、ユニットとシェルコネクターが取り付けられているブラックのシェルボディ部分は、SLMテクノロジーを用いてアルミニウム粉末をレーザー焼結で立体成型。さらにCNC加工による高い精度の仕上げを実現。このシェルボディにユニットとシェルコネクターを取り付けることで不要共振がシャットアウトされ、ユニットの針先が正確なトレースを行なえるようになっている。

●特殊加工の天然無垢ブナ材を用いたボトムカバー
 独得な形状のボトムカバーは、CNCによって超精密に加工された天然の無垢ブナ材を使用。このブナ材はスタビライズドウッドと呼ばれるもので、特殊樹脂の含侵により一般の木材より強度を上げ、かつ木材特有の伸縮も防いでいる。

●洗練されたモダンな北欧デザイン
 曲線によって形づくられたボトムカバーの形状は、バイオリンやチェロ、コントラバス、ギターなどの弦楽器をイメージしてデザインされている。

The SPU Centuryの主なスペック
●出力電圧(1kHz、5cm/sec.):0.2mV
●チャンネルセパレーション(1kHz):22dB
●チャンネルセパレーション(15kHz):15dB
●周波数帯域(-3dB時):20Hz〜25kHz
●周波数特性(20Hz〜20kHz):+3dB/-2dB
●カンチレバー素材:アルミニウム
●適正針圧:4.0g
●針圧範囲:3.0〜5.0g
●内部インピーダンス:2Ω
●推奨負荷インピーダンス:10Ω以上
●コイル線材:銀メッキ高純度銅線
●カートリッジボディ素材:SLMアルミニウム/ブナ材
●自重:32g

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