ワイヤレスにおいても、音質面の優位性はイヤホンよりもヘッドホンに軍配が上がる。そして、今回の上位はほぼすべてにアクティブノイズキャンセル機能が備わり、その性能込みでの評価となった。音質とノイズ除去性能両方の追求が今後必須になるだろう
第1位:グラド GW100
¥31,680 税込
音のよさで定評のある米国グラドの、同社初となるワイヤレスヘッドホン。Bluetoothモデルとしては珍しい開放型だが、ハウジングと内部設計の工夫により、音漏れは有線型に比べ約60%軽減しているという。音質面の設計は有線モデルと変わらず、ドライバーも完全オリジナル。明るく、引き締まったハイファイ調のサウンドが躍動し、中低域の分解能も高い。(藤原)
第1位:マークレビンソン No5909
¥121,000 税込
泣く子も黙る、名門ハイエンドオーディオブランドが手掛けた初のワイヤレスヘッドホンだ。使われた部材や外装仕上げもブランドの名に恥じぬ品位の高いもので、手に持つ喜びもひとしおというところだろう。エネルギーバランスは至極フラットで、アコースティック楽器の質感再現もいい。ノイズキャンセル機能の効きもナチュラルだ。(小原)
第3位:ウルトラゾーン ISAR
¥32,980 税込
ハイブリッド・ノイズキャンセル機能を備えたワイヤレスモデルで、口径40mmのダブルマイラーフィルム振動板を採用。ノイズキャンセルの効果は強力で、しかも閉塞感のない心地よい感触で使いやすい。音質は音場感豊かでリッチな感触の低音と相まってオーケストラのステージを雄大に描き出す。ヴォーカルも良質。(鳥居)
第3位:アップル AirPods Max
¥67,980 税込
ミニマルデザインのフォルムやデジタルクラウンの快適な操作性、優れた効果のノイズキャンセルなど数々の特徴があるが、一番の魅力は音。独自設計のドライバーのS/Nのよさ、低歪みも見事だが、色づけの少ない忠実感のある音色が実によく出来ている。そして、空間オーディオの優れたサラウンド空間の再現は圧巻。(鳥居)
第5位:オーディオテクニカ ATH-HL7BT
オープン価格(実勢価格2万円前後)
オープン型を採用したユニークなワイヤレスモデル。音漏れはたしかにあるが、室内では問題のないレベルで、開放感のある音場は大きな魅力。ドライバー口径53mmで低音もしっかりと鳴る。情報量豊かでバランスのよい音に仕上がっている。約220gと比較的軽量で装着感も軽快なため、長時間快適に使えるのもよい。(鳥居)
第5位:オーストリアンオーディオ Hi-X25BT
オープン価格(実勢価格2万2,000円前後)
元AKGのメンバーにより設立された新進気鋭のブランド初となるBluetoothヘッドホン。44mmの「Hi-Xドライバー」を搭載し、Bluetooth、USBタイプCケーブルによるデジタル接続、3.5mmステレオミニ→USBタイプCの3つの接続方式に対応する。サウンドはモニター調でクセのない帯域バランスを基軸に、ソースに忠実な質感表現が光る。再生は最大約30時間とタフなモデルだ。(土方)
第5位:シュア AONIC 40
オープン価格(実勢価格3万2,780円前後)
ワイヤレスタイプのヘッドホンが増加している昨今だが、老舗ブランド・シュアの新作は強力な機能で他を突き放す。スタジオモニターレベルのサウンドを有しながら、アクティブノイズキャンセル機能を搭載し、軽量かつ折り畳みにも対応。バッテリーの持続時間も最大25時間確保。さらにUSB有線デジタル接続も可能だ。(土方)
HiViベストバイ2022夏 部門一覧
・HiViベストバイ2022夏トップページ
・選考について >
・ヘッドホンオーディオ部門(カテゴリー)選考について >
・選考委員について >
・HiVi冬のベストバイ2021 >
ディスプレイ部門
・ディスプレイ部門(1)〈液晶、50型以下〉
・ディスプレイ部門(2)〈液晶、51型以上60型以下〉
・ディスプレイ部門(3)〈液晶、61型以上70型以下〉
・ディスプレイ部門(4)〈液晶、71型以上〉
・ディスプレイ部門(5)〈有機EL、50型以下〉
・ディスプレイ部門(6)〈有機EL、51型以上60型以下〉
・ディスプレイ部門(7)〈有機EL、61型以上〉
プロジェクター部門
・プロジェクター部門(1)〈40万円未満〉
・プロジェクター部門(2)〈40万円以上101万円未満〉
・プロジェクター部門(3)〈101万円以上〉
ビデオプレーヤー/ビデオレコーダー/カメラレコーダー部門
AVセンター部門
・AVセンター部門(1)〈10万円未満〉
・AVセンター部門(2)〈10万円以上35万円未満〉
・AVセンター部門(3)〈35万円以上〉
・サラウンドシステム部門
スピーカー部門
・スピーカー部門(1)〈ペア10万円未満〉
・スピーカー部門(2)〈ペア10万円以上20万円未満〉
・スピーカー部門(3)〈ペア20万円以上40万円未満〉
・スピーカー部門(4)〈ペア40万円以上70万円未満〉
・スピーカー部門(5)〈ペア70万円以上100万円未満〉
・スピーカー部門(6)〈ペア100万円以上200万円未満〉
・スピーカー部門(7)〈ペア200万円以上〉
・サブウーファー部門
オーディオプレーヤー部門
・ディスクプレーヤー部門(1)〈20万円未満〉
・ディスクプレーヤー部門(2)〈20万円以上50万円未満〉
・ディスクプレーヤー部門(3)〈50万円以上〉
・ネットワークプレーヤー部門
・ネットワークトランスポート部門
オーディオアンプ部門
・コントロールアンプ部門(1)〈100万円未満〉
・コントロールアンプ部門(2)〈100万円以上〉
・パワーアンプ部門(1)〈50万円未満〉
・パワーアンプ部門(2)〈50万円以上100万円未満〉
・パワーアンプ部門(3)〈100万円以上〉
・プリメインアンプ部門(1)〈20万円未満〉
・プリメインアンプ部門(2)〈20万円以上40万円未満〉
・プリメインアンプ部門(3)〈40万円以上〉
D/Aコンバーター部門
・D/Aコンバーター部門(1)〈20万円未満〉
・D/Aコンバーター部門(2)〈20万円以上60万円未満〉
・D/Aコンバーター部門(3)〈60万円以上〉
その他、アクセサリー部門
ヘッドホンオーディオ部門
・イヤホン部門(1)〈2万円未満〉
・イヤホン部門(2)〈2万円以上5万円未満〉
・イヤホン部門(3)〈5万円以上〉
・ヘッドホン部門(1)〈5万円未満〉
・ヘッドホン部門(2)〈5万円以上10万円未満〉
・ヘッドホン部門(3)〈10万円以上〉
・ワイヤレスイヤホン部門(1)〈2万円未満〉
・ワイヤレスイヤホン部門(2)〈2万円以上〉
・ワイヤレスヘッドホン部門
・ヘッドホンアンプ部門(1)〈20万円未満〉
・ヘッドホンアンプ部門(2)〈20万円以上〉
・ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(1)〈10万円未満〉
・ポータブルデジタル オーディオプレーヤー部門(2)〈10万円以上〉