【HiVi夏のベストバイ2022】ヘッドホン部門（2）〈5万円以上10万円未満［税込5万5,000円以上11万円未満］〉

第1位：クロスゾーン CZ-10

¥99,000 税込

スピーカーと同じ頭外定位をアコースティックな手法で実現するクロスゾーンのヘッドホンは、複雑な内部構造や多くのドライバーを内蔵することもあり価格が高めになる。CZ-10は頭外定位を継承しながら、より小型で低価格化を実現。ヴォーカルが目の前に浮かび上がる音はヘッドホンとは思えない再現で、力強い低音の鳴りも気持ちよい。（鳥居）

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第2位：ハイファイマン Edition XS

¥59,950 税込

平面磁界駆動方式がコアなヘッドフォンファンを虜にするハイファイマン。Edition XSは同社のエントリー~ミドルクラスに位置するモデル。音調/音色ともナチュラル傾向で聴き疲れのないサウンド。平面駆動はアンプの駆動力が要求されるが、従来モデルよりも80%も薄くなった振動板の採用で音離れのよさが向上している。（土方）

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第2位：グラド RS1x

¥96,690 税込

新設計となる50mm口径の「xドライバー」を採用し、ハウジングには3種の木材を組み合わせて音質をチューニングした上級モデル。グラドらしい濃厚な味わいの音はそのままに、豊かな低音再現と力強さを前面に押し出した鳴り方が魅力。ヴォーカルもエネルギッシュで聴き応えがある。一度は試してみたい超個性派サウンド。（鳥居）

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第4位：ウルトラゾーン Signature PULSE

¥79,980 税込

DJ用ヘッドホンのニューモデル。同社の定番モデル「Signature DJ」と同じ50mm径のマイラードライバーの搭載がセールスポイント。ヘビーな使用にも耐えうるタフネス設計で、職人の手によるハンドメイド品という点も注目したい。ウルトラゾーンならではのS-Logicなどのフィーチャーも魅力。声の質感再現がしっかりしている。（小原）

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第5位：ウルトラゾーン Signature NATURAL

¥99,980 税込

頭内定位の違和感を改善するS-Logicや、開放感のある聴き心地を実現するDDFなど、独創的な技術を盛り込んだ注目作。ドライバーはチタンプレーテッド・マイラー振動板を投じた40mm径ダイナミック型。装着時の側圧はやや強めだが、本体は軽く、長時間の試聴も可能。サウンドは曖昧さを感じさせない押し出しの強さが持ち味。空間が広い。（藤原）

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第5位：デノン AH-D5200

オープン価格（実勢価格6万円前後）

上位機から継承したフリーエッジ50mm径ドライバーを無垢のゼブラウッド製ハウジングに収めたミドルクラス機。技術やパーツ、構造等、多くの部分をAH-D7200と共通化したことで、クラスを超えた優れたパフォーマンスを実現した。細部の質感は品位が高く、人工皮革イヤーパッドの感触も良好。高品質な付属ケーブルは着脱式なので、リケーブルにも対応。分解能の高さに加え、広がりのある立体再現も大きな魅力である。（小原）

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