【HiVi夏のベストバイ2022】コントロールアンプ部門 （1）〈100万円未満［税込110万円未満］〉

音量調整、入力切替えを行なうためのコントロールアンプ（プリアンプ）が本部門の該当品。アナログ回路のみで構成される製品もあれば、D/Aコンバーターを内蔵している製品やネットワークオーディオ機能を持つ製品もあるなどその態様はさまざま。ここでは、製品企画を勘案して該当製品を選出している

第1位：ベンチマーク LA4

オープン価格（実勢価格44万円前後）

プロオーディオ機器の開発からスタートした米国ベンチマークが手がけた横幅220mmのプリアンプだ。入力切り替えやミューティング機構など、各種信号経路を完全リレー制御とし、さらに音量の制御は金接点コンタクトリレーと左右独立構成256ステップのアッテネーターを採用するというこだわりようだ。同社のパワーアンプAHB2との組合せでは、全帯域にわたって気持ちよく吹き上がり、音の出口の広さを感じさせるサウンドが特徴的だ。（藤原）

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第2位：ニュープライム AMG PRA

¥308,000 税込

コンパクトさとシンプルさを体現したニュープライムのモデル群にあって、宇宙航空グレードのアルミニウム合金切削加工によって完成された筐体が美しいプリアンプである。前面中央に表示されるボリュウム値や入力部は、微細な穴から漏れるLED光で示される。そうした静謐な佇まいも含め、S/Nのよさが身上のモデルだ。（小原）

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第3位：エラック Alchemy DDP-2

¥440,000 税込

人気スピーカーメーカーのエラックと「手頃な価格でハイエンド・オーディオのパフォーマンスを提供する」というフィロソフィーのオーディオアルケミーとのダブルネームモデル。1U（約45mm）サイズの薄型シャーシ内に、DAC、プリアンプ、ストリーミング再生の機能を備える多機能さと、スピード感に溢れた音質が大きな魅力だ。（土方）

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第4位：アキュフェーズ C-2450

¥750,000 税込

上位機となるC-2850で開発された技術を惜しみなく投入して完成度を高めたアキュフェーズのプリアンプ。進化したAAVA方式のボリュウム・コントロールとチャンネル当たり18個のV/I変換アンプを搭載。ノイズレベルとインピーダンスの低減を行なうことでローレベルの表現力が高まり、静寂感に満ちたサウンドを再現するモデルへと仕上げられている。（潮）

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第5位：コルグ Nu1

¥425,000 税込

楽器メーカーがつくるプリアンプは、ピュアオーディオのメーカーとは、凄く違う。「原音追究」ではなく、「自分が感動する音を作るプリアンプ」なのだ。自社開発小型真空管「Nutube」を搭載し、真空管ならではの倍音を音色づくりに活かす。内蔵のADC、DACによるDSD 11.2MHzでの録音・再生、オノセイゲン氏監修の圧縮音声改善アルゴリズム......と「好音質」機能が山盛りだ。（麻倉）

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