【HiVi夏のベストバイ2022】スピーカー部門（3）〈ペア20万円以上40万円未満［税込22万円以上44万円未満］〉

第1位：エラック UFR52

¥220,000（ペア）税込

円安と世界情勢の影響による値上げで、本「ベストバイ」における部門が移動する製品も多い。特に部門I~IIIは生産コストも厳しく激戦だ。そのような中、ベストワンとなったのは、エラックの新シリーズ「Uni-Fi Reference」に属するUFR52。同軸ユニット「Uni-Fi COAX」と、新型ウーファー3基を搭載し、独特構造のデュアルフレア・スロットポートの採用など各部が目新しい。整った位相管理による音像とサウンドステージ、分解能が高い低域が魅力。（土方）

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第2位：ピエガ ACE50

¥363,000（ペア）税込

スイスのピエガが送り出す、アルミ製エンクロージャーによる洗練されたデザインが特徴的な3ウェイ4スピーカーシステム。繊細で透明感に富んだ高域再生を約束するAMT-1リボントゥイーターと独自のMDSウーファーの組合せで、雑味のない、イキのいいサウンドを奏でる。適度な湿り気を感じさせる落つきのある質感が持ち味。（藤原）

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第2位：クリプトン KX-3Spirit

¥423,500（ペア）税込

クリプトンは旺盛な開発力にて、傑作をいくつも、ものしている。KX-3Spiritはクルトミューラー製コーンウーファー+アルニコマグネット+密閉型という同社の憲法的な構成による代表機。エンクロージャーの「スモークユーカリ」は木目が美しく、音響的性能も上等。音の粒子に力感が宿り、スマートで快活。ヴォーカルのクリアーさ、伸びのよさが印象的だ。（麻倉）

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第4位：ソナス・ファベール Lumina III

¥297,000（ペア）税込

ソナス・ファベールが新しくラインナップに加えた、同社のエントリークラスを担うスピーカー。しっかりとしたつくりのエンクロージャーとクォリティの高いユニットを組み合わせ、しかもこの価格でハンド・メイドのイタリア製。上位機同様闊達なサウンドを聴くことができるが、その明るさはこのシリーズの大きな特徴と言ってもいいだろう。（潮）

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第5位：エラック Solano BS283

¥264,000（ペア）税込

別売りの充填剤封入専用スタンドLS50を使い視聴すれば、価格が信じられないほどの高い質感で魅せる。バランスのよさと低音域の高い解像感がとりわけの美点。置きやすく使い勝手のよい小型にして、お家芸JET Vトゥイーターを始めフレームのダイキャスト等々技術的訴求点も満載。キールの自社工場で生産されるハイコストパフォーマンス機。（亀山）

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