映画「漂流ポスト」で、色褪せない美しい時間の中で輝きを放つ芝居を見せた「神岡実希」と「中尾百合音」にインタビュー
東日本大震災で亡くなった人への想いを受け止め、その心を癒し続けている“漂流ポスト”をテーマにした映画『漂流ポスト』が、東日本大震災から節目の10年を迎える今春、追悼ロードショーされる。ここでは、記憶の中で輝き続ける過去(=学生時代)において瑞々しい芝居を魅せてくれた神岡実希と中尾百合音の二人にインタビューした。
――出演おめでとうございます。お二人は同じ事務所ですが、オーディションの時にはお互いに受けているのを知っていましたか?
神岡&中尾 ありがとうございます。いやぁ、お互いに知りませんでした。
――受かる予感はありましたか?
中尾 ありませんでしたよ。ただ、オーディションで演じた役が...