ハーマンインターナショナルは、10月3日(土)と4日(日)の2日間、東京・原宿のWework Icebergで「JBL 80 YEARS POWERING VOICES IN TOKYO」を開催する。JBLが今年で創業80周年を迎えたことを記念し、同ブランドの歴史を彩った名機から最新プロダクトまでを揃えた体験型イベントだ。しかも入場は無料!

画像: 会場となった東京・原宿のWework Iceberg

会場となった東京・原宿のWework Iceberg

 JBLは日本でも人気の高いスピーカーブランドで、往年のオーディオファン憧れの存在としても知られている。近年はBluetoothスピーカーやイヤホンなどもラインナップし、若い音楽好きの間ではこれらのアイテムを愛用している人も少なくない。会場には、そんなJBLが成し遂げてきた「80年のサウンド革命」が追体験できる、様々な趣向が凝らされている。

 まず今回のイベントについて、JBLのグローバル コミュニケーションズ エグゼクティブ ディレクターのキャロル・キャンベル氏が紹介してくれた。

画像: グローバル コミュニケーションズ エグゼクティブ ディレクターのキャロル・キャンベル氏

グローバル コミュニケーションズ エグゼクティブ ディレクターのキャロル・キャンベル氏

 「本日はご来場いただきましてありがとうございます。JBLの80周年を記念してこのようなイベントを開催できることをとても嬉しく思っております。今回は、JBLの名機を揃えたプレイバックギャラリーを含め、世界中で同じようなえ展覧会を開催しています。ロサンゼルスを皮切りに、アムステルダム、ウィーン、東京と続き、その後もソウルが控えています。

 また80周年を記念してアメリカで作成したパンフレットを、日本語に翻訳した冊子も製作しました。これまでJBLに関わったアーティストとかクリエイターの方々からのコメント、情報が盛りだくさんですので、ぜお手に取ってご覧いただければと思います」(キャロル氏)

 その会場でまず眼を引くのが、入口右手の「BYOR」エリアだ。これは「BRING YOUR OWN RECORD」の略で、お気に入りレコードを会場に持参すると、JBLの最新フラッグシップスピーカー「Summit EVEREST」と、マークレビンソンのプリアンプ「No 626」とモノーラルパワーアンプ「No 631」という “夢のハイエンドシステム” で試聴できるというものだ。さらに両日とも音楽に詳しい識者が登壇、それぞれのおすすめレコードを再生しながらその歴史や聴き所を紹介してくれるので、そちらもぜひお楽しみいただきたい。

画像: 「BYOR」エリアでは、「Summit EVEREST」とマークレビンソンの新製品の組み合わせでレコードを試聴可能

「BYOR」エリアでは、「Summit EVEREST」とマークレビンソンの新製品の組み合わせでレコードを試聴可能

画像: ディスクユニオン新宿ロックレコードストア 店長の山中 明氏とハーマンインターナショナル マーケティング部 プロダクトマネージャー 深江義久氏によるトークショーも行われた

ディスクユニオン新宿ロックレコードストア 店長の山中 明氏とハーマンインターナショナル マーケティング部 プロダクトマネージャー 深江義久氏によるトークショーも行われた

 さらにその左側には、キャロル氏の話にもあったプレイバックギャラリーが広がっている。ここにはJBLの創業者であるジェームス・B・ランシング氏が手掛けた歴史的製品が年代順に並ぶ。その最初に置かれているのが「JACKSON-BELL 63」という真空管ラジオで、これはJBL創業以前の1927年に発売されたもの。そこに搭載されたユニットがランシング・マニュファクチャリング製で、JBLの原点ともいえる存在ということだ。

 他にもJBL創設後に登場したユニットの名機「D130」(1947年)や家庭用スピーカー「HARTSFIELD」(1954年)、「PARAGON」(1957年)から、「4310」(1968年)、「4350」(1980年)、「EVEREST DD55000」(1985年)などなど日本のオーディオファンの胸をときめかせてきた名機がずらりと並んでおり、これらの “本物” を見るだけでも価値がある。

 なお今回展示されている製品はすべてJBL本社に保存されている貴重なものばかりで、今回の一連のイベントのために世界各地を巡っているとのことだった。

画像: プレイバックギャラリーに展示されている製品を紹介してくれた、EMEAビジネスディベロップメント シニアダイレクターのソーレン・マイルンド氏と、グローバル コミュニケーションズ ディレクターのデイヴィッド・グラウケ氏

プレイバックギャラリーに展示されている製品を紹介してくれた、EMEAビジネスディベロップメント シニアダイレクターのソーレン・マイルンド氏と、グローバル コミュニケーションズ ディレクターのデイヴィッド・グラウケ氏

 プレイバックギャラリーの先には、昨日発表されたばかりのワイヤレススピーカー「JBL COVE」シリーズが並んでいる。COVEシリーズは「X1」「P1」「M1」というラインナップで、いずれも2.4G/5GHzのWiFi接続に対応し、音楽ストリーミングサービスを手軽に楽しめるホームオーディオシステムとなっている。

 会場ではこの3モデルの音を、それぞれに適したシチュエーションで体験可能。たとえばX1やP1ならリビングイメージで空間オーディオ(Dolby Atmos)を楽しめるし、書斎を想定した空間にはM1が2台置かれて心地良い音楽を奏でている。こういった最新の音楽トレンドに適したスタイルを手軽に実現できるのもJBLらしい提案ということだろう。

画像: 新製品のワイヤレススピーカー「JBL COVE」シリーズ。左から「M1」「X1」「P1」

新製品のワイヤレススピーカー「JBL COVE」シリーズ。左から「M1」「X1」「P1」

画像: 書斎をイメージした体験展示もあり

書斎をイメージした体験展示もあり

 また今回はAllpress Coffee Roastersともコラボレーションしており、思い出の一曲をコースターに書いて提出すると、こだわりのコーヒーも提供される。いい音楽と美味しいコーヒーもぜひ味わっていただきたい。他にも会場での体験をシェアして抽選に参加すると、JBLグッズや製品が当たるチャレンジコーナーも設けられている。原宿で現代最高級の音楽体験ができる、この貴重なイベントをお見逃しなく。

 蛇足ながら、「JBL 80 YEARS POWERING VOICES IN TOKYO」の会場から徒歩5分の場所で
「HERITAGE AUCTIONS JAPANポップカルチャー・オークション展」も開催されている。ここには『スター・ウォーズ』シリーズの撮影で使われた貴重なアイテムが並んでいる。映画&音楽ファンはこの週末に原宿でシアワセ時間を過ごしてはいかがだろう。

会場に並んだJBLの名機&試聴スペース

画像: 会場に並んだJBLの名機&試聴スペース
画像: 真空管ラジオ「JACKSON-BELL 63」(1929年)。「Lansing」のロゴが付いたドライバーを搭載している

真空管ラジオ「JACKSON-BELL 63」(1929年)。「Lansing」のロゴが付いたドライバーを搭載している

画像: 世界初のスタジオモニター「ICONIC MONITOR」をベースとした家庭用スピーカー「LANSING ICONIC SALON」(1937年)

世界初のスタジオモニター「ICONIC MONITOR」をベースとした家庭用スピーカー「LANSING ICONIC SALON」(1937年)

画像: 1946年のJBL設立後に初めて量産された15インチスピーカーユニット「D130」(1947年)

1946年のJBL設立後に初めて量産された15インチスピーカーユニット「D130」(1947年)

画像: モノーラル時代に発売された、JBL初期を代表するスピーカー「HARTSFIELD」(1954年)

モノーラル時代に発売された、JBL初期を代表するスピーカー「HARTSFIELD」(1954年)

画像: ステレオ黎明期に誕生し、ロングセラーモデルとなった「PARAGON」(1957年)は、JBLを象徴するアイコニックな製品

ステレオ黎明期に誕生し、ロングセラーモデルとなった「PARAGON」(1957年)は、JBLを象徴するアイコニックな製品

画像: モノーラル再生にもステレオ再生にも使え、インテリアにも調和する製品として登場した「OLYMPUS」(1960年)

モノーラル再生にもステレオ再生にも使え、インテリアにも調和する製品として登場した「OLYMPUS」(1960年)

画像: 録音スタジオで人気を集めた「4310」シリーズ(1968年)。後継モデルの「4311」をクインシー・ジョーンズが気に入り、マイケル・ジャクソン「スリラー」のミキシングで使用したとか

録音スタジオで人気を集めた「4310」シリーズ(1968年)。後継モデルの「4311」をクインシー・ジョーンズが気に入り、マイケル・ジャクソン「スリラー」のミキシングで使用したとか

画像: 「4310」から着想を得て誕生した家庭用スピーカー「L100 CENTURY」(1970年)。オレンジのサランネットも話題になった

「4310」から着想を得て誕生した家庭用スピーカー「L100 CENTURY」(1970年)。オレンジのサランネットも話題になった

画像: 15インチウーファーを搭載した4ウェイ大型モニタースピーカー「4350B」(1980年)。日本ではブルーバッフルモデルが知られている

15インチウーファーを搭載した4ウェイ大型モニタースピーカー「4350B」(1980年)。日本ではブルーバッフルモデルが知られている

画像: 初のProject EVERESTとして誕生した「EVEREST DD55000」(1985年)

初のProject EVERESTとして誕生した「EVEREST DD55000」(1985年)

画像: Project K2シリーズもJBLの家庭用スピーカーとして人気が高い。写真は第3世代の「K2 S9900」(2009年)

Project K2シリーズもJBLの家庭用スピーカーとして人気が高い。写真は第3世代の「K2 S9900」(2009年)

画像: JBLスピーカーはコンサート会場やコンサートツアーでも多く使われている。写真はラインアレイスピーカーの「VTX V」シリーズ(2012年)

JBLスピーカーはコンサート会場やコンサートツアーでも多く使われている。写真はラインアレイスピーカーの「VTX V」シリーズ(2012年)

画像: スマホによる音楽再生が普及してきたことを踏まえて誕生したJBL初のBluetoothスピーカー「FLIP」(2012年)

スマホによる音楽再生が普及してきたことを踏まえて誕生したJBL初のBluetoothスピーカー「FLIP」(2012年)

画像: 別ブースでは、JBLのスピーカー「4312G」やプリメインアンプ「SA750」の試聴も可能。聴きたいレコードやCDを持参すれば、お気に入りの楽曲を楽しめる(ひとり5分前後)

別ブースでは、JBLのスピーカー「4312G」やプリメインアンプ「SA750」の試聴も可能。聴きたいレコードやCDを持参すれば、お気に入りの楽曲を楽しめる(ひとり5分前後)

画像: パーソナルリスニングルームは3部屋準備され、Bluetoothスピーカー「GO 5」やヘッドホン「Tour One M3」を体験できる

パーソナルリスニングルームは3部屋準備され、Bluetoothスピーカー「GO 5」やヘッドホン「Tour One M3」を体験できる

画像: JBLのポータブル機器を揃えた展示コーナー

JBLのポータブル機器を揃えた展示コーナー

画像: エントランスにはトヨタのランドクルーザー「250」も展示。JBLのスピーカーが14基搭載されており、目の前で演奏しているかのような臨場感を楽しめる

エントランスにはトヨタのランドクルーザー「250」も展示。JBLのスピーカーが14基搭載されており、目の前で演奏しているかのような臨場感を楽しめる

https://jp.jbl.com

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