日本電気硝子は、スピーカー用振動板に用いる超薄板ガラスの名称を、「Sonarion(ソナリオン)」に決定したと発表した。
 
 日本電気硝子は、「Sonarion」のブランド化を通じて、ハイエンド音響市場における認知度を高め、独自のガラス技術による新たな音響体験の提供と、さらなる採用拡大を目指すとしている。

 そもそも、新ブランド「Sonarion」は、音響デバイスの心臓部でもある「振動板」のために開発された、専用の超薄板ガラスになる。

「Sonarion」という名称の由来は、音を意味する「Sonar」と、冬の夜空でひときわ輝く「Orion(オリオン座)」を組み合わせた造語。このガラスが生み出す透明感のある澄んだ音色を、静寂の中に響く星の輝きになぞらえたということで、クリアで奥行きのあるサウンドスケープを象徴しているという。

 超薄板ガラスの「Soarion」は、振動板に求められる極限の薄さと軽さを追求して作られており、世界最薄クラスとなる25㎛(0.025mm)〜200㎛(0.2mm)の厚みを実現している。また、独自のガラス組成設計にすることで、軽量でありながらも、激しい振幅や音圧にも耐えることができる強度を兼ね備える。

画像: 日本電気硝子、スピーカーの振動版に用いる超薄板ガラスが「Sonarion(ソナリオン)」という名称に決まる!

 日本電気硝子は、超薄板ガラスの精密3D加工技術を持つ台湾のGAITと共同で、Sonarionを用いた振動板を開発。立体成形と特殊な化学強化処理を施すことで、音響素材としての理想的な特性を実現している。

画像: GAIT 「GLAXfi Alala BSP-24」

GAIT 「GLAXfi Alala BSP-24」

「Sonarion」を用いた振動版の特徴は、紙や金属といった素材に比べて音の立ち上がり、立ち下がりが速く、音がクリアに届いて、歪みが少ないのがポイント。素材の特性上、振動の内部損失が大きく、素材の固有音が少ないという特性を持ち、軽くて振動しやすく繊細な音のニュアンスを正確に表現することが可能となっている。

 ガラスの表面を特殊な化学処理で強化することで、重低音の激しい振動にも耐えることができるとしている。さらに、温度や湿度などの環境変化に強く、経年劣化しにくいという。

画像: ウーファー部

ウーファー部

画像: トゥイーター部

トゥイーター部

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