日本電気硝子が開発した「超薄板ガラス」を振動板に採用した、SIVGAの新製品イヤホン「Que UTG」が、現在発売中だ。価格は¥15,980(税込)。
Que UTGは、イヤホンとして世界で初めてという特殊ガラスの平面振動膜とダイナミック型(ムービングコイル型)の構造を融合させた製品となる。
Que UTGに採用された特殊ガラス=超薄板ガラスは、窓ガラスやコップに使われる一般的なガラスとは機能や性質が全く異なる素材になっているそう、下記のメリットが生まれるという。
・紙や金属などの既存素材に比べて音の立ち上がりが速いため、音が鮮明にクリアに届く
・素材自体に固有音が少なく(内部損失が高い)音の立ち下がりが速いため、音に歪みが少ない
・軽くて振動しやすく繊細な音のニュアンスを正確に表現できる
・ガラス表面を特殊な化学処理で強化しており、重低音の激しい振動にも耐える
・温度や湿度などの環境変化に強く、経年劣化しにくい