Bowers & Wilkins(B&W)から、McLarenとのコラボモデル「Px8 S2 McLaren Edition」が発表された。市場想定価格¥157,300(税込)で、11月20日の発売を予定している。日本国内限定1000台で、マクラーレンディーラーショップやB&W販売店、家電量販店等で販売される。

「Px8 S2 McLaren Edition」と付属のキャリングケース
B&Wは2015年のパートナーシップ締結以来、10年に渡ってMcLaren Automotiveオフィシャル・オーディオ・パートナーとして同社のエンジニアとともにスーパーカー/ハイパーカーのための高性能オーディオシステムの開発を進めてきた。
さらに2025年シーズンから、B&Wの製品はFomura1チームの移動、リラクゼーション、レース前の準備などでも使用されるなど、重要な役割を担っている。
今回のPx8 S2 McLaren Editionは、両者のコラボモデルとしては、2022年のワイヤレスヘッドホン「Px8 McLaren Edition」、2023年のワイヤレススピーカー「Zeppelin McLaren Edition」、さらに2025年の完全ワイヤレスイヤホン「Pi8 McLaren」に続く4機種目となる。型番からもおわかりの通り、今年9月に発売されたワイヤレスヘッドホン「Px8 S2」をベースに、特別なフォルムをまとった限定モデルとなる。

ヘッドホン本体やヒンジ部のケーブルにはパパイヤ・オレンジの塗装が施されている
Px8 S2は、カスタムメイドの40mmカーボンコーン型ドライバー搭載し、aptX Adaptive(96kHz/24ビット)のハイレゾ伝送にも対応、解像感を極限まで引き出すような最適化が行なわれたモデルだ。ディスクリート構成のDSP、DAC、アンプを搭載するなど、回路面への配慮も行なわれている。もちろん優れたノイズキャンセリング/外音取り込みや5バンドのEQ調整といった機能も搭載する。
なおPx8 S2は市場の反響も大きかったとかで、初代モデルを大きく超える売上を達成しているそうだ。
今回のPx8 S2 McLaren Editionは、これらの機能をすべて継承したうえで、McLarenにインスパイアされたスタイリングをまとっている。本体カラーにはMcLarenを象徴するパパイヤ・オレンジとアンスラサイト・グレーが使われ、ヘッドバンドとイヤーカップに、さり気なくMcLarenのロゴがあしらわれている。

ドライバーユニットは耳までの距離が同じになるように角度をつけてマウントされる。L/Rの表記の上にさりげなくMcLarenのロゴが

付属ケーブルを束ねるためのタイもパパイヤ・オレンジで、よく見るとMcLarenのロゴとマークが
本体にはアルミダイキャスト製アームを採用し、ヒンジ部分の内側に見えるケーブルもパパイヤ・オレンジに変更されるなど、細かい配慮も見て取れる。ナッパレザー製のイヤーパッド&ヘッドバンドも採用している。有線接続はUSB Type-Cと3.5mmミニジャックに対応し、それぞれのケーブルも付属している。細かいことだが、これらのケーブルを束ねるタイもパパイヤ・オレンジで、McLarenのロゴとマークが入っている。専用キャリングケースにもMcLarenのロゴマークを搭載。
Px8 S3 McLaren Editionは12月13日〜14日にベルサール秋葉原で開催される「ポタフェス2025冬 秋葉原」で展示予定とのことなので、仕上がりを確認したい方はぜひ会場まで足を運んでいただきたい。

左手前が2022年に発売されたワイヤレスヘッドホン「Px8 McLaren Edition」で、奥が2023年発売のワイヤレススピーカー「Zeppelin McLaren Edition」

