トライオードから、クロスゾーンの頭外定位(前方定位)ヘッドホンの新製品「CZ-12」が、12月に発売される。価格は¥99,000(税込)。

 クロスゾーンでは、2016年に「CZ-1」を発売以来、そのラインナップを拡大、「CZ-10」「CZ-8A」というラインナップを揃えているが、今回、新たなCZ-12では、頭外定位の効果はそのままに、大幅な軽量化と、購入しやすい価格を実現したモデルとなる。

 ヘッドホン内部には、主音源再生用の2つのドライバーユニット(高音用/低音用)と、逆チャンネルの音源を再生するもう1つの専用ドライバーユニットを搭載し、純アコースティック技術であるARTとADC(Acoustic Delay Chamber)により、音楽ソースを選ばない自然な頭外定位と音場を実現。

 主音源再生用の2つのドライバーユニット(高音用23mm/低音用35mm)と逆チャンネル再生用ドライバーユニット(35mm)の各ユニットは、振動板にベリリウムコーティングを施し、フレームには真鍮のリングを装着することで強度確保と不要振動を排除し、低音から高音まで自然で正確な音の再生も実現している。

 付属の専用ケーブルには、高伝達特性を持ちノイズに強いツイスト構造のOFCリッツ線を採用。アンプ側のプラグから8芯(4芯×2)に分離することで、左右チャンネルのセパレーションを確保する仕様としている。

 また、ヘッドバンドは新たに折り畳み式を採用。軽量化に貢献すると共に持ち運び、収納しやすくなっている。なお、これまでオプションとして販売していたキャリングケース「CZ-CC10」(8,800円(税込))を付属。

画像: クロスゾーン、人気の頭外定位ヘッドホンに軽量化してモバイル性を向上させた新製品「CZ-12」を発売

製品の主な仕様
形式:密閉型ダイナミックステレオヘッドホン
ドライバーユニット:主音源高域23mm、主音源低域35mm、逆チャンネル35mm
周波数帯域:20Hz~40kHz
感度:99dB
インピーダンス:75Ω
重量:約310g(本体のみ)
付属品:専用ケーブル1.5m(Φ3.5mmミニプラグ)、キャリングケース

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