5月31日(土)・6月1日(日)の2日間にわたって、秋葉原・損保会館で開催された「アナログオーディオフェア2025」。”真空管式・光カートリッジ用フォノイコライザー入門機とOTLパワーアンプのサウンド”がテーマの『管球王国』主催イベントは満席のお客様を迎え、好評のうちに終了した。

 講師はオーディオ評論家の三浦孝仁氏。2部構成のイベント前半では、2023年に期間限定で頒布したステレオサウンドストア専売品で、近々レギュラーモデル化を予定している光カートリッジ専用・真空管式フォノイコライザ―「ウエスギ TAE101DS」とDSオーディオ DS-E3カートリッジとの組合せで、光カートリッジの充実したサウンドを聴かせた。

画像: 光カートリッジ専用・管球式フォノイコライザー、ウエスギTAE101DS。増幅回路は、12AX7Aによる一段増幅と、12AT7による位相反転とカソードフォロワーで構成される。

光カートリッジ専用・管球式フォノイコライザー、ウエスギTAE101DS。増幅回路は、12AX7Aによる一段増幅と、12AT7による位相反転とカソードフォロワーで構成される。

 後半は、フォノイコライザーをウエスギ U・BROS220DSR(こちらも光カートリッジ専用機)にグレードアップし、パラダイムのスピーカーPersona 7Fを真空管OTLパワーアンプ「ウエスギ U・BROS333OTL Limited Edition」でドライブ。広い会場が十分な音量感で満たされ、爽快かつ浸透力のある真空管式OTLアンプの音を存分に発揮した。

当日のプレイリスト

●Stereo Sound Reference Record 石川さゆり Analog Edition
(ステレオサウンド SSAR106~7)
より「朝花」

●ズート・シムズ・カルテット/Zoot at Ease
(Famous Door HL2000)
より「Do Nothing Till You Hear From Me」

●ジョン・コルトレーン・アンド・ジョニー・ハートマン
(impulse! AS40)
より「My One and Only Love」

●アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団/ファリャ:三角帽子
(London/キングレコード SLC1959)

●V.A./恋すれど廃盤シリーズ Vol.1 艶夢十二変
(ステレオサウンド SSAR081)
より「真夜中のギター(千賀かほる)」

●井筒香奈江/レイドバック2018
(JerryfishLB LBLP050)
より「雨の鼓動」

●ユリア・フィッシャー(vn)/Russian Violin Concertos
(PentaTone PTC 5186 728)
より「グラズノフ:ヴァイオリン協奏曲 第1楽章」

●Stereo Sound Analog Record Collection「谷村新司」
(ステレオサウンド SSAR013)
より「昴」

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