ORTOFON(オルトフォン)は、1979年に登場したConcordeシリーズの原型となるHi-Fiモデルの思想を受け継ぎ、現代のアナログ再生環境にフィットする新たなエントリーモデル「Concorde 5シリーズ」をリリースした。どちらも5月の発売を予定している。

Concorde 5S ¥14,300(税込)
Concorde 5E ¥16,500(税込)

 丸針仕様の「5S」と、より高解像な再生が可能な楕円針仕様の「5E」の2モデルを準備。どちらもカートリッジとヘッドシェルが一体化された構造で、煩雑な配線や取付作業が不要。すぐにレコード再生を楽しめる設計となっている。

 Concordeシリーズは1979年に発表された、オルトフォンの「象徴」のひとつといえるカートリッジ。当初はHi-Fi用途として誕生し、高いポテンシャルとデザインからDJ用モデルも開発され、現在ではDJカートリッジの代名詞ともなっている。

 原型モデル誕生から45年を経た2024年、オルトフォンは現代のアナログ再生環境に合わせた高性能Hi-FiモデルのConcorde Musicシリーズ5機種を発表、そのポテンシャルを再び世に知らしめた。今回の新製品は、Concordeの素質をそのままに、エントリーモデルとして開発されている。

 両モデルは交換針(Stylus 5S/5E)を共用できるため、用途や好みに応じて柔軟なアップグレードが可能。音楽を気軽に楽しみたい初心者から、かつてのConcordeを知るベテランまで、幅広く使えるHi-Fiカートリッジだ。

「Concorde 5シリーズ」の主なスペック

●出力電圧(1kHz、5cm/sec.):4.5mV(5S)/4mv(5E)
●周波数特性(20Hz〜20kHz):±3dB
●カンチレバー素材:アルミニウム
●適正針圧:1.8g
●コイル線材:OFC
●自重:18.5g
※対応交換針:Stylus5S、Stylus 5E

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