オーディオテクニカから、プロ向けのオープンバックリファレンスヘッドホン「ATH-R30x」が、3月28日に発売される。価格はオープンで、同社直販サイト価格は¥18,150(税込)。

 ATH-R30xは、2月に発売の「ATH-R70xa」「ATH-R50x」の音の意匠を継いだプロ向けモデル。オープンバック(=開放)ヘッドホンはハウジングで低域を増強しない代わりに、共振がなく、ドライバーの再生音を直接耳に届けることができるのが特徴。ドライバーから発生する空気の流れを、ハウジングの前面・背面を開放した状態でコントロールできる独自ドライバー設計により、純粋でリアルな音場が楽しめる、としている。

 つまりは、振動板が動くたびに、音が瞬時に空気の振動から生み出されるため、周波数が人工的に変換されたり、音響空洞(アコースティックダクト)や共振を利用して変化したりすることはない、ということだ。結果、しっかりとした低音域、クリアな中音域、そして滑らかで広がりのある高音域を再生し、細部の表現までモニタリング可能と謳っている。

 メーカーでは、特にプライベートな空間でのミキシング、マスタリングや制作に最適と推奨しており、正確かつ自然で広がりのある音がモニターできる、としている。

 質量は210g(ケーブルを除く)という軽量設計で、重量を均等に分散させるヘッドバンドとの組み合わせにより、長時間着けていても疲れにくい仕様となっているそう。柔らかいベロア素材のイヤーパッドと、通気性のあるオープンバックデザインの組み合わせで、快適な装着感が得られるとしている。

●製品の主な特長
・空気の流れをコントロールし、振動板の動きだけで原音再生する開放型ヘッドホン
・明瞭でバランスの取れたドライバーパフォーマンス
・高磁力マグネットを採用した専用設計φ40mmドライバーを搭載
・15Hz~25kHzまでの周波数帯域をカバー
・ハニカムパンチングメッシュを採用
・自宅での音楽制作のための音響設計
・一日中、快適なモニタリングが続けられる軽量設計
・確実なフィット感と柔軟性を両立する調整可能なヘッドバンド
・φ6.3mm変換アダプターを付属

https://www.audio-technica.co.jp/news/detail/298

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