ラックスマンでは、今年度の新製品第一弾となるCDプレーヤー「D-03R」を3月中旬に発売する。価格は¥385,000(税込)。2020年2月に発売されたスタンダードクラスのCDプレーヤー「D-03X」の後継モデルとなる。

画像1: 大切なディスク資産を、いつまでもいい音で。ラックスマンのCD再生専用機「D-03R」が登場。高剛性CD専用ドライブメカと 刷新された先進のデジタル回路を融合

 誕生から40年を超える “CD” の再生に特化した再生機で、ディスクドライブには信号の理想的な流れを実現する伝統のレフトサイド・メカレイアウトを採用。新採用の3.2mm極厚鋼板マウントベースの追加によりさらに剛性を高め、全体を強固なボックス構造で覆うことで振動を遮断。音楽信号の正確なピックアップをサポートしている。

 デジタル再生のキモとなるD/Aコンバーター(DAC)チップには、ROHM社製32ビットタイプ「BD34352EKV」をデュアルモノ構成で初搭載(これまではバーブラウン製32ビット対応のPCM1795をデュアル構成で搭載)。豊富なデジタル入力によって、USB入力時に最大PCM 384kHz/32ビット、DSD 22.5MHz、COAX/OPT入力時に最大PCM 192kHz/24ビットに対応する。

 MQA-CD、MQAファイルにもフルデコードで対応するほか、昨年10月発売のUSB DAC「DA-07X」に続き、PCMの2種類のデジタルフィルター切替も実現した、MQAバイパス機能を新たに搭載している。

 アナログ回路には、モノーラルモードで動作するDACチップの差動出力を受けるフルバランス構成のI/V変換と、独自のカスタムパーツを駆使することでていねいにチューニングされた出力アンプ回路を採用。

画像2: 大切なディスク資産を、いつまでもいい音で。ラックスマンのCD再生専用機「D-03R」が登場。高剛性CD専用ドライブメカと 刷新された先進のデジタル回路を融合

 また、各回路に常時安定した電源を供給するため、メカ/デジタル/アナログのそれぞれに独立したレギュレーター+大容量ブロックコンデンサーを構成したハイイナーシャ(高慣性)電源も搭載されている。

 直感的な操作系と視認性に優れた大型有機ELディスプレイを組み合わせ、ブラスターホワイト仕上げのフロントパネルにレイアウト。リスニングルームに映える、シンプルでスマートな意匠を実現したそうだ。

「D-03R」の主なスペック

●再生可能ディスク:CD、MQA-CD
●対応サンプリング周波数
 USB入力(PCM):44.1/48/88.2/96/176.4/192/352.8/384kHz、16/24/32ビット
 USB入力(DSD):2.8/5.6/11.2/22.5MHz、1ビット
 COAX/OPT入力:44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz、16/20/24ビット、DSD 2.8MHz(DoP)
●D/Aコンバーター:ROHM BD34352EKV(モノラルモード)×2
●消費電力:14W
●寸法/質量:W440×H133×D410mm(ノブ、端子含む)/13.2kg

This article is a sponsored article by
''.