ESOTERIC(エソテリック)から、「ESOTERIC名盤復刻シリーズ」の新作アナログレコード盤2タイトルが、5月24日に発売される。
両タイトルとも、ESOTERICが独自技術を駆使して開発した「Esoteric Mastering」によるリマスタリングと、こだわり抜いたカッティング作業により、「アナログ新時代」を告げる作品に仕上がっていると謳っている。
ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」 リスト:フン族の戦い
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スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
■品番:ESLD-10009
■仕様:アナログレコード
■定価:¥6,600(税込)
■レーベル:DECCA
■音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
■ジャンル:管弦楽曲
精緻で色彩的な演奏で一時代を築いた名指揮者アンセルメが、幾多の名録音が生み出されたジュネーヴのヴィクトリア・ホールで演奏した「展覧会の絵」と、リストの交響詩の中でも比較的珍しい「フン族の戦い」を収録。日本ではこのカップリングでは初出盤以降、2度再発されただけで、このオリジナル・カップリングでアナログレコード化されるのはほぼ60年ぶりのリリースとなるそうだ。
スイス・ロマンド管弦楽団
指揮:エルネスト・アンセルメ
[録音]1959年11月1日~7日(ムソルグスキー)、1959年4月18日~21日、ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール
[LP初出]DECCA SXL 2195(1960年)
[日本盤LP初出]LONDON SLB47(1960年11月)
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集《四季》
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イ・ムジチ合奏団
フェリックス・アーヨ(vn)
■品番:ESLD-10010
■仕様:アナログレコード
■定価:¥6,60(税込)
■レーベル:DECCA(旧フィリップス)
■音源提供:ユニバーサルミュージック合同会社
■ジャンル:協奏曲
イ・ムジチ合奏団の持つ、明るくしかも艶をおびた音色、溌溂としたリズムと明晰さ、見事なレガート奏法、そして各奏者の均質性は、このヴィヴァルディの名曲の再現には最適で、20世紀後半のこの曲のイメージの原点となったとも言える仕上がりという。
イ・ムジチは半世紀以上にわたって《四季》の録音を重ねており、その原点ともなったのがこの1959年の最初のステレオ録音。ヴァイオリン・ソロを担ったのはイ・ムジチの創設メンバーの一人で1968年まで17年間にわたって在籍し、第1期黄金時代を築き上げたコンサートマスターのフェリックス・アーヨ。歌う楽器としてのヴァイオリンの魅力が極限まで発揮されたこのアルバムを、国内プレスとしては33年ぶりにアナログ盤として復刻した。
イ・ムジチ合奏団
フェリックス・アーヨ(ヴァイオリン)
[録音]1959年4月29日~5月6日、ウィーン
[LP初出]Philips 835 030 AY(1961年)
[日本盤LP初出]Philips SFL7507(1961年8月)