ステレオサウンドは、石川さゆりの声質を最も知り尽くすレコーディング・エンジニア、日本を代表する音作りのプロ集団ミキサーズラボ会長・内沼映二が選曲/構成した「Stereo Sound Reference Record 石川さゆり-Analog Edition-」を12月12日に発売いたします。価格は¥9,900(税込)で、現在予約を受け付け中です。
「Stereo Sound Reference Record 石川さゆり-Analog Edition-」
本盤は、先行して発売されたSACD/CDハイブリッド盤に続き、アナログレコード180g重量盤LP2枚組でのリリースとなります。
このアルバムの選曲基準は、石川さゆりの類稀なる歌唱力、表現力、声質が存分に味わえる楽曲であること、次に詞、曲、編曲のバランスが整った楽曲であること。そして内沼自身が担当エンジニアとして大きな手応えを感じた楽曲であること。歌手・石川さゆりのレパートリーは幅広く、あらゆるジャンルの楽曲を歌いこなしています。
選曲にあたり、石川さゆりがテイチクに移籍した2000年以降の楽曲からひとまず30曲ほどをピックアップ。そこから選び抜いたのが今回の14曲です。全12曲を収録したSACD/CDハイブリッド盤から2曲を割愛し、新たに選んだ4曲を加えています。
アナログレコードの魅力として第一に挙げたいのは、倍音の豊かさです。それによってヴォーカルの「艶」や「訴求力」が増し、より生々しい歌を楽しむことができます。いっぽうでアナログレコードにはウィークポイントもあります。それはサ行で感じられる子音です。歪みが生じやすいため、カッティング・マスターの制作ではその点を特に留意しました。さゆりさんが目の前で歌っているかのような生々しさを感じていただけることでしょう。
<収録曲>
●DISC1
[Side A]
①夢の浮橋 作詞:吉岡 治 作曲:弦 哲也 編曲:若草 恵
②転がる石 作詞:阿久 悠 作曲:杉本眞人 編曲:川村栄二
③朝花 作詞・作曲:樋口了一 編曲:森 俊之
[Side B]
④雪ゆきのはな幻花 作詞:吉岡 治 作曲:弦 哲也 編曲:南郷達也
⑤朝日楼 作詞:アメリカ民謡 訳詞:浅川マキ 作曲:アメリカ民謡 編曲:千代正行
⑥さのさ 作詞・作曲:作者不詳 編曲:三宅一徳
⑦木遣りくずし 作詞・作曲:作者不詳 編曲:三宅一徳
●DISC2
[Side C]
⑧酒供養~縁歌バージョン~ 作詞:吉岡治 作曲:杉本眞人 編曲:若草 恵
⑨再会 作詞・作曲:加藤登紀子 編曲:若草 恵
⑩いつか微笑むとき 作詞:谷中 敦 作曲:NARGO 編曲:村田陽一
⑪山査子 作詞・作曲:岸田 繁 編曲:田代耕一郎
[Side D]
⑫風の歌 波の歌 作詞:阿久 悠 作曲:鈴木キサブロー 編曲:若草 恵
⑬浜唄~ギターバージョン~ 作詞:なかにし礼 作曲・編曲:弦 哲也
⑭飢餓海峡~ギターバージョン~ 作詞:吉岡 治 作曲:弦 哲也 編曲:南郷達也