ヴァンパイア／最期の聖戦【世界映画Hakken伝 from HiVi】

海外盤発売情報
米国盤『ヴァンパイア／最期の聖戦』2025年12月17日リリース

JOHN CARPENTER'S VAMPIRES - 4K UHD BLU-RAY with DOLBY VISION
4K DIGITAL RESTORATION

シャウト･ファクトリーから届いた4K UHD BLU-RAY『ヴァンパイア／最期の聖戦』（1998）リリース･アナウンス。35mmオリジナルカメラネガからの最新4Kデジタルレストア／HDRグレード。HDRはHDR10とドルビービジョンHDRをサポート。

伝説の魔鬼（ヴァンパイア）VS. 始末人（スレイヤーズ）神をも恐れぬ闇の奴らが世紀末を襲う！
凄腕ジャック･クロウ（ジェームズ･ウッズ）率いるヴァンパイア･スレイヤーたち。ある夜、吸血鬼掃討の日々を送る彼らを、世界最初の吸血鬼で600年以上も生き続ける魔鬼ヴァレック（トーマス･イアン･グリフィス）が急襲する。仲間たちを惨殺され、復讐に燃えるジャック。そして彼は、ヴァレックが失われたペルジェの黒い十字架を探していることを知る。ペルジェの十字架で秘密の儀式を行えば、吸血鬼たちは日光の下でも活動できる絶対の能力を得られるのだ。世界制覇を企むヴァレックの陰謀を知ったジャックは、生き残った仲間たちと共に敵地に乗り込んでいく。

怪奇映画の巨匠ジョン･カーペンターが、オールドスクールな吸血鬼映画と西部劇のテイストを融合して描くアクション･ホラーの佳篇。主演は『ヴィデオドローム』『ワンス･アポン･ア･タイム･イン･アメリカ』のジェームズ･ウッズ。共演に『ホミサイド／殺人捜査課』のダニエル･ボールドウィン。『ツイン･ピークス』のシェリル･リー、『リーサル･コップ』のトーマス･イアン･グリフィス。

撮影は『ロボコップ3』『エスケープ･フロム･L.A.』のゲイリー･B･キッブ。パナビジョン･パナフレックス／35mmアナモフィック撮影。音楽は監督ジョン･カーペンター。音響エンジニアは『ストリート･オブ･ファイヤー』『バットマン リターンズ』のジョン･ダン（音響編集）『メメント』『ワイルド･スピード』のマイケル･C･キャスパー（リレコーディング）。

SPECIAL FEATURES

DISC ONE (4K UHD):

DISC TWO (BLU-RAY):

ドン･ジャコビーの脚本を読んだとき、これは西部劇だと思った。舞台はアメリカ南西部で、ハワード･ホークスの西部劇を思い浮かばせるし、ここには賞金稼ぎたちが登場する。賞金稼ぎといえば西部劇の常套だ。以前からホラーと西部劇を混ぜた実験的な映画を作りたいと思っていたが、この脚本は自分の考えにぴったりだと感じた。映画のトーンやルックスは、ホークスの映画よりも『ワイルドバンチ』に近いかもしれないけれど、ストーリーの根底に流れる感情の表現は『赤い河』を意識している。とくにラストの場面ではね。ジャック･クロウはアンチヒーローで、狙っている獲物と同じくらい凶暴で、恐ろしい男であって欲しかった。ジェームズ･ウッズは、吸血鬼の足を噛みちぎれるような男だったから、主役に決めたんだ。ジェームズとは決めごとがあってね。1テイクは脚本通りに演じる。2回目はアドリブを加えて演じてもらう。彼のアドリブの多くは素晴らしく、編集で効果的に使わせてもらったよ。（ジョン･カーペンター）

DISC & FILM SPECS

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