ステレオサウンドは、劇場版『銀河鉄道999』のサウンドトラック「交響詩 銀河鉄道999」を、CD/SACDハイブリッド盤で10月25日に発売します(価格は¥4,950税込)。
「交響詩 銀河鉄道999」
1979年に公開された劇場版『銀河鉄道999』は、作品だけでなくゴダイゴによる主題歌も大ヒットし、大きな注目を集めました。今回発売する「交響詩 銀河鉄道999」は同作のサウンドトラックであり、青木望のスコアを熊谷弘指揮によりコロムビア・シンフォニック・オーケストラが演奏するという豪華な布陣となっています。加えて、挿入歌としてゴダイゴの歌と演奏による「テイキング・オフ!(TAKING OFF)」「銀河鉄道999(THE GALAXY EXPRESS 999)」の2曲も収録していますので、まさに劇場版の音楽の魅力が一枚に凝縮されたアルバムと言えるでしょう。
コロムビア・シンフォニック・オーケストラによる演奏は、弱音から高音までを巧みに活かしながら劇中のシーンを見事に表現しています。主人公・鉄郎がメーテルと出会い999に乗車し、宇宙の旅へと出発し、さまざまな登場人物と巡り会い・別れ、ときには葛藤し自分を見つめ直すことで徐々に大人へと成長していきます。青木望のスコアは、鉄郎の心境の移り変わりや生き様を情感溢れる音で表現しているのが最大の聴きどころになります。
一方、ゴダイゴの歌と演奏による挿入歌は、当時少年時代を過ごしていた世代には忘れ難い銘曲でしょう。
今回、ステレオサウンドが販売する本邦初のCD/SACDハイブリッド盤は、「交響詩 銀河鉄道999」の魅力を最大限に伝えるべく、日本コロムビアの全面協力を受け、同社が長年にわたって大切に保管してきた貴重なオリジナルの1/4インチ幅のアナログマスターテープを用いて、同スタジオのベテラン・エンジニア武沢 茂氏が渾身の力を込めて制作に挑みました。
本CD/SACDハイブリッド盤を、皆さまがお持ちのオーディオシステムでお聴きいただければ、オリジナルのアナログマスターテープに記録されていたコロムビア・シンフォニック・オーケストラの奥行のある陰影感を伴った演奏と、ゴダイゴの挿入歌の魅力を、ストレートに感じていただけるでしょう。
繊細かつダイナミズムに溢れる音で新たに制作された「交響詩 銀河鉄道999」を、存分にお楽しみください。
「交響詩 銀河鉄道999」
音楽・青木 望
演奏:コロムビア・シンフォニック・オーケストラ
<収録曲>
01.序曲-メインテーマ
02.“鉄郎”勇気ある少年
03.惜別 そして未知への憧れ
04.“テイキング・オフ!” 銀河の彼方へ
05.氷の中のレクイエム
06.可憐な少女 ガラスのクレア
07.時間城へ
08.愛の目覚め
09.心の詩とアルカディア号
10.惑星メーテル
11.銀河に散ったクレア…涙
12.終曲-別離、そして新たなる出発(たびだち)
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