アクシス(Hall D5)
アクシスが出展するのはD棟の5階、Hall D5。数多くの海外ハイエンドブランドを擁する同社の展示やデモンストレーションには、例年多くのオーディオファイルが耳を傾けるが、今年も盛況であった。注目されていたのはやはり新製品で、新規取扱となったドイツのZELLATIONのスピーカーシステムやMSBテクノロジーの新型D/Aコンバーター、ダン・ダゴスティーノのプリアンプとプリメインアンプなどが展示されていた。
ヨシノトレーディング(D502)
ヨシノトレーディングの出展ブースは、例年楽しんで聴いてもらえる空間の提供を目的としているという。今年もD502ブースは、そのコンセプトのもと音楽再生をしていた。試聴機器が載るラックにはイギリスのブランドORIGIN LIVEのターンテーブルが回り、ブース後方には世界初音出しデモとなったAurilaのヘッドフォンアンプも置かれていた。同機はミュンヘンで開催されたオーディオ見本市ハイエンドショーではモック展示だったのだが、TIAS2024では音が出せる実機が届けられたのだという。
ユキム(D503)
ユキムがブースを構えるD503は、おなじみのELACスピーカーシステムをはじめ、THALES TonarmやAura、HOLBORNEなどが並び、奏でられる音楽が来場者を迎えていた。THALES Tonarmからは新たにフォノプリアンプがリリースされ、その姿と音を披露していた。またAuraではステレオパワーアンプが登場しており、こちらも早速試聴することができた。
●取材・写真・テキスト:長谷川 圭