往年の大口径フルレンジの鳴らし方から最新メーカー製システムの魅力探求まで
大口径フルレンジユニット1基で構成されるスピーカーは、ハイファイ再生で無二の魅力を発揮します。点音源で音像が明確に定位して、帯域のつながりはスムーズ。シャープさと、大口径ならではのゆとりを併せ持つ表現は、見えるような音楽に没入させてくれます。
本誌は25cm(10インチ)口径以上をベースに選んだ内外のヴィンテージフルレンジユニットの構造と音の魅力を探ります。黄金期のユニットの数々は多彩な個性に溢れて、鳴らし方の知恵は現代ユニットにも通じます。メーカーが磨き上げた最新スピーカーシステムの音まで、大口径フルレンジの魅力に多面的に迫ります。