先ほどお知らせした通り、PDNがTHORENS(トーレンス)と総輸入代理店契約を締結、2024年7月より順次製品を発売する。その第一弾として、フローティング/サブシャーシ構造のレコードプレーヤー「TD1500」(¥495,000、税込)を7月1日に発売する。本体カラーはウォルナット・ハイグロス。

画像1: トーレンスの、フローティング/サブシャーシを採用したレコードプレーヤー「TD1500」が7月1日に発売決定。XLRバランスフォノ出力も搭載する

 トーレンスが1965年に「TD150」を発表して以来、フローティング/サブシャーシは多くの製品に採用され、発展してきた。新製品のTD1500は、3つの円錐形スプリングによってターンテーブルとトーンアームをモーターとフレームから切り離すサブシャーシを備えている。TD150で面倒だったこれらのスプリング調整は、プラッターの穴を通して上から行えるのでより簡単になったそうだ。

 またTD1500はRCAに加えてXLRのフォノ出力を備えているため、MCカートリッジを使用した真のバランス動作も可能になるという。その他の主な特長は以下の通り。

●サブシャーシ構造
 3つの調整可能な円錐スプリングを備えたサスペンド・サブシャーシは、 新規開発の高精度なTP150トーンアームと電子制御DCモーターと組み合わせて、現代のトーレンス・ベルト ドライブ方式を実現。静音DCモーターを採用し、低ワウ・フラッターと安定した速度を実現している。さらに新設計のサブシャーシは、二重構造のアルコボンド製で、超高剛性かつレゾナンスフリーとなっている。

画像2: トーレンスの、フローティング/サブシャーシを採用したレコードプレーヤー「TD1500」が7月1日に発売決定。XLRバランスフォノ出力も搭載する

●XLR バランス接続
 フォノ信号は大幅に増幅する必要があるため、電気的干渉に対して特に敏感だ。TD1500では、XLR端子を介したバランス接続により、プレーヤーとフォノ・プリアンプの間でもっとも干渉の少ない接続が保証される。

●トーンアームを新開発
 TP150トーンアームは高さとアジマスの調整が可能で、標準SMEコネクターを装備しているため、ヘッドシェルの交換や他のカートリッジの取り付けも簡単に行える。

 アンチスケーティングは、アームのベースにあるスライドウェイトによって設定でき、ルビーベアリング上をガイドされるナイロンスレッドで調整される。これにより、可能な限りスムーズな動作が保証されている。

 針圧は、目盛り付きのカウンターウェイトで設定可能。これにより、6g〜30gまでの幅広いカートリッジを使うことができるという。なおTD1500には、オルトフォン製の、スタイラスチップに無垢のファインライン針が採用された「2M Bronze」カートリッジが標準装備している。

画像3: トーレンスの、フローティング/サブシャーシを採用したレコードプレーヤー「TD1500」が7月1日に発売決定。XLRバランスフォノ出力も搭載する

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