ハーマンインターナショナルは、4月24日に大手町で開催された「春のヘッドフォン祭 2024」に出展し、ブース展開とあわせて新製品発表会を開き、ワイヤレスモデル2機種を発表した。正式なリリースは5月9日、発売は5月17日を予定している。

画像1: AKG、LDAC&LC3 Plusをサポートする完全ワイヤレスイヤホン「AKG N5 HYBRID」、ワイヤレスヘッドホン「AKG N9 HYBRID」を5月17日に発売

ワイヤレスヘッドホン「AKG N9 HYBRID」 ¥55,000(税込)
完全ワイヤレスイヤホン「AKG N5 HYBRID」 ¥38,500(税込)

画像2: AKG、LDAC&LC3 Plusをサポートする完全ワイヤレスイヤホン「AKG N5 HYBRID」、ワイヤレスヘッドホン「AKG N9 HYBRID」を5月17日に発売

 今回発表の2モデルは、AKGがプロ音響機器の分野で培った技術・音質チューニングを投入した製品となる。型番から分かるように、2015年に登場したプレミアムラインのNシリーズに属し、音質だけでなく、装着感やデザインにもこだわっているのが特徴だ。

 主な特徴はスライド写真の通りであり、AKGが培ってきたオーディオクォリティの体現、ハイレゾオーディオワイヤレスに対応し、LDAC&LE-Audio(LC3 Plus)コーデックのサポート、リアルタイム補正機能付きのアクティブノイズキャンセル(ANC)機能、高音質マイクによる高い通話品質、といったフィーチャーを持つ。

画像3: AKG、LDAC&LC3 Plusをサポートする完全ワイヤレスイヤホン「AKG N5 HYBRID」、ワイヤレスヘッドホン「AKG N9 HYBRID」を5月17日に発売
画像4: AKG、LDAC&LC3 Plusをサポートする完全ワイヤレスイヤホン「AKG N5 HYBRID」、ワイヤレスヘッドホン「AKG N9 HYBRID」を5月17日に発売

 イヤホンタイプのN5 HYBRIDは、10mm径のダイナミックドライバー1基の仕様で、これは振動板にDLC+PEN素材を採用し、剛性や周波数応答性に優れた性能を持つそうで、バランスの取れたクリアなサウンドが楽しめる、と謳っている。高域の再生能力は40kHzをクリアするそうだ。ちなみに、LC3 Plusについては、再生機が少ない現状を鑑みて、USBタイプのドングルが付属する。USB-C端子を持つスマートホン(iPhoneなどを含め)や、ポータブルオーディオ機器(DAP)と組み合わせれば即、LC3 Plusコーデックによる、高音質な再生が楽しめるようになる。

画像5: AKG、LDAC&LC3 Plusをサポートする完全ワイヤレスイヤホン「AKG N5 HYBRID」、ワイヤレスヘッドホン「AKG N9 HYBRID」を5月17日に発売

 ANCについては、周囲の騒音をすべてキャンセルする、というよりは、より耳障りな音を抑制するチューニングになっているそうだ。

 なお、アプリにも対応していて、通話時の相手の声を聞きやすさ、自分の声の聞きやすさ、を調整できるようになっているそうだ。

 一方のヘッドホンタイプのN9 HYBRIDについても、基本的なフィーチャーはN5同様。LDACやLC3 Plus(USBドングル同梱)のサポート、ANC、アプリ対応、通話音質の調整などなど、最新スペックのAKGサウンドが楽しめるようになっている。振動板については、PUとLCP(液晶ポリマー)を組み合わせたものを用いており、高い強度・硬度により、共振や歪みが抑制されることで、ディテイルに優れ、伸びのあるサウンドが楽しめる、ということだ。こちらは有線接続にも対応し、その場合もハイレゾを楽しめるそうだ。

画像6: AKG、LDAC&LC3 Plusをサポートする完全ワイヤレスイヤホン「AKG N5 HYBRID」、ワイヤレスヘッドホン「AKG N9 HYBRID」を5月17日に発売
画像: ドングルなこんなところに収納

ドングルなこんなところに収納

画像: 会の冒頭はしばしAKGの歴史を紹介

会の冒頭はしばしAKGの歴史を紹介

画像: ブースの模様

ブースの模様

This article is a sponsored article by
''.